筆者は『Sky 星を紡ぐ子どもたち』というゲームが好きだ。
この1年間で2000時間以上遊び、現在もなお生活の一部をこのゲームに浸食されている。
そして、このゲームに出会ったことによりハマった趣味がひとつある。それは“キャンドル”だ。
●筆者のデスク
筆者のデスクにはモニターの前に植物やアロマキャンドルが飾られており、『Sky』をはじめとするカジュアルゲームで遊びながら、キャンドルの火で癒される時間は筆者にとって至福のひと時である。
心地よいパチパチ音。ゆらゆらと流れる火柱。マジでいい。最高だ。
しかし、こんなにも良いのにキャンドルを日常的に使用している『Sky』勢やゲーマーに筆者はまだ出会ったことがない。みんな、この魅力に気づいてほしい…!
そんな折、10月25日に国内最大級のキャンドルイベント「TOKYO TOWER CANDLE DAYS 2025」が東京都港区・東京タワーにて開催された。さらには、なんと筆者の大好きな『Sky』が同イベントに初出展するというのではないか。
こんな絶好の機会を逃す手はない。ということで、本稿では同イベントに参加した『Sky』勢でありキャンドルにハマった筆者の視点から、キャンドルの魅力や『Sky』ブースの模様を紹介していく。
『Sky』ブース内のキャンドルを制作したアーティストグループ「PEACE CANDLE」さんのお話もうかがえたので、ぜひ最後までお楽しみいただきたい。
本稿を読んで、キャンドルに興味を持ってくれる人が増えたら嬉しーな〜っ!
文・取材 / cookieP
※キャンドルを使用する際は火の管理に気を付けてください。
会場は『Sky』ファンで大賑わい。クラフトワークには長蛇の列
当日はあいにくの雨模様ではあったものの、会場では「星の子」の着ぐるみがユーザーたちを出迎えており、入場前からファンが喜びにざわつく様子がうかがえた。
何を隠そう、『Sky』は「キャンドル」と非常に親和性の高い作風が特徴的である。作中でプレイヤーは「星の子」と呼ばれるキャラクターとなり、キャンドルを片手に世界を冒険。時にはキャンドルの火を灯して精霊を助けたり、ほかの星の子のキャンドルに火を灯して挨拶をしたり。
作中では自分の感情や思いを伝える重要なアイテムとして、『Sky』を象徴する看板アイテムとなっている。

ブースではそんな『Sky』の「青い鳥の季節」に登場した、「止まり木」を流木などを使って再現したオブジェクトが設置。足元にはゲーム内に登場する「白キャンドル」「赤キャンドル」「デイリーキャンドル」を再現したキャンドルが並べられていた。
PEACE CANDLEさんによると、これらの流木やキャンドルはすべて一から設計しているという。流木は、1本1本配置が決まっており、会場についてから組み立てたようだ。すごい…。

会場内ではスタンプラリーをはじめ、クラフトワークなどを体験でき、スタンプラリーを制覇することで、限定のガチャガチャを回すことができる。
実際に筆者もスタンプラリーを回ってみると、各スタンプには「いたずらな日々」の新アイテムを星の子が着飾ったイラストが描かれており、非常にキュートだ。
景品にはクリアカードやタオルなどが用意されており、3つの景品からひとつを抽選でプレゼント。ガチャガチャを回してみるとK賞のタオルが当選。かわいい!
今回は当たらなかったものの、Y賞の星の子クリアカードは、ケープの部分が透明なクリア素材となっており、好きな背景をバックに写真を撮ることで、オリジナルケープを作成することができるようだ。
また、会場内で実施されていたクラフトワークでは『Sky』の世界観をモチーフにした限定キャンドルを作ることができる。一日複数回にわけておこなわれたものの、会場には数十人、数百人といったユーザーがイベントに参加しており、参加券をかけた抽選はかなりの激戦状態。
実際に筆者も抽選に参加したが、参加券は当たらず…。改めて『Sky』の人気を再認識できた。
ちなみに、クラフトワークでは以下のようなキャンドルを制作できたようだ。かわいい…!
「Skyをキッカケにキャンドルを好きになってくれたら嬉しい」PEACE CANDLEさんにお話を伺ってみた
ここからはブース内のキャンドルや流木の装飾を手掛けたアーティスト・PEACE CANDLEさんのお話を紹介しよう。
PEACE CANDLEは関根 健次氏と可奈子氏のご夫婦による二人組アーティスト。流木やキャンドルを使った独創的な作品を特徴としており、今回のイベントと同時開催されている「JCAA JAPAN CANDLE ARTIST AWARD」では2022年・2023年ファイナリストとして選出されている。

──おふたりは本イベントの以前から『Sky』で遊ばれていましたか?
関根 健次氏:
「青い鳥の季節【※】」から遊んでます。
関根 可奈子氏:
こんなにハマるとは思ってなくて毎日、夫婦で一緒に手を繋いで空を飛んでいます(笑)。
【※】2025年4月から7月にかけて開催されていたゲーム内シーズン。本シーズンでは名前の通り「青い鳥」をモチーフにしたアイテムやクエストが追加された。
──今回のイベントを通して、来場者へ伝えたいことはありますか?
関根 健次氏:
今回のイベントの造形物は自分が「星の子」になって世界に入り込んだようなリアルなスケールを目指して制作しました。
それこそ、今回のイベントでは『Sky』で遊んでいる「星の子」たちが、本物のキャンドルを手に取って触れることで、実際のキャンドルに興味を持ってくれたら嬉しいですね。僕らはキャンドルが好きで『Sky』をはじめたので、『Sky』が好きでキャンドルをはじめてみてくれたら嬉しいです。
──すごく素敵です。私自身、『Sky』がキッカケとなってキャンドルを好きになった身なので、非常に共感できるところがあります。
関根 健次氏:
やっぱりほかのゲームでは「戦闘」や「争い」をテーマにした作品が多い中で、『Sky』の世界はとっても平和じゃないですか。そのため、癒しを与えるキャンドルとの相性はベストマッチなんですよ。
ぜひ、ゲームをキッカケにキャンドルを手に取ってみて欲しいですね。
今回のイベントでは『Sky』ブースはもちろんのこと、「CANDLE DAYS」自体のイベントもかなり盛り上がりを見せていた。
やはり、『Sky』プレイヤーには馴染みのあるキャンドル。ゲーム自体がもたらす「癒し」、キャンドルから得られる「癒し」、得られる体験は似ているような気がする。実際に筆者は『Sky』をはじめ、『Slime Rancher』や『WEBFISHING』などのカジュアルゲームで遊びながら、傍らにキャンドルを焚くことが多い。自宅で手軽に「リラックス」できる手段として重宝している。
なお、『Sky』は12月3日から大阪の⻄梅⽥で開催される「NISHIUMEDA CANDLE DAYS」への出展も表明している。詳細は以下のポストをチェックして欲しい。
🌌✨出展決定のお知らせ✨🌌
— Sky 星を紡ぐ子どもたち (@thatskygameJP) October 31, 2025
この冬、⻄梅⽥の街がキャンドルの灯りに包まれる
「NISHIUMEDA CANDLE DAYS」 に出展します🕯️
🔸Skyをイメージしたキャンドル展示
🔸オリジナルキャンドルを作れるワークショップ など
Skyとキャンドルが織りなす、特別なひとときを準備中です⭐️
📆2025年12月3日(水)… pic.twitter.com/8zC0GkRTXc









