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推しと結婚したり、推しを偲んだり、推しの歴史を振り返ったり……。シリーズ20周年の説目を祝う『龍が如く』冠婚葬祭展は”推し活”の最先端だった

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2025年12月8日、『龍が如く』シリーズが20周年を迎えた。

シリーズ20周年を記念した企画のひとつとして、現在『龍が如く』の世界にどっぷりとつかれる「『龍が如く』冠婚葬祭展」が渋谷にて開催されている。

『龍が如く』シリーズの世界を「冠婚葬祭」というテーマで表現した会場には、冠・婚・葬・祭の4つのエリアが展開されており、フォトスポットや体験コーナー、映像や秘蔵資料などが楽しめる内容となっている。本稿では、その模様をお伝えしていこう。


会場に足を踏み入れると、モニターには桐生一馬役を務める黒田崇矢さんの姿が映し出される。黒田さんがシリーズ20年の歩みを述べつつ、来場者を「兄弟」と呼び、「ここでしか見られないものを目に焼き付けてください」と案内。

通路の左右は大型モニターとなっており、春日一番をはじめとしたキャラクターたちが「お疲れさまです!」とお出迎え。

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【冠】エリア

最初の「冠」エリアでまず目に入るのが、タペストリーで魅せる「漢たちの100の名言」コーナー。

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シリーズで語られた名言がタペストリーとして吊るされており、来場者各々がまるでレコードジャケットを探すように、お気に入りの名言を見つけていた。ちなみに、やはり「俺は誓って殺しはやってません」が人気だったことを記しておく。

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その横にあるのは、制作に恐ろしく時間がかかったと確信できる「歴代登場キャラクター 一覧」コーナー。

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まさかの約1500人の登場キャラクターが写真付きで展示されているという、驚きの内容。「『龍が如く』1作目に出てたアイツだよ」と盛り上がるキャラもいれば、「こいつ誰だっけ?」というキャラまでもが網羅されていた。

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奥にあるのは、戦前からのゲーム中の出来事や主要キャラクターたちの変遷が記された「年表」コーナー。年表上部にはタイトルの発売日や受賞歴といった現実での出来事が記されており、ゲーム中の出来事と比較できる工夫が施されていた。

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また、撮影禁止の秘蔵資料も展示されていたので、気になる方は実際に自身の目で確かめてみてほしい。

【婚】エリア

冠婚葬祭展のために書き下ろされたキャラクターの等身大パネルが目を引く「婚」エリア。

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ARフォトアプリも用意されており、シリアルコード入りカードを購入することで、キャラクターといっしょに撮影が可能。写真データは、コンビニプリントも行える。用意されているフレームは5種類。

また、展示会の目玉と言えるのが、SNSでも話題となった「結婚式疑似体験スペシャルパッケージ」。パネルになっている11人のキャラクターとの結婚式を演出してくれるという、ファンにはたまらない夢のような内容。ウェディングドレス、タキシードの着用のほか、プロのヘアメイク、プロカメラマンの撮影も含まれる超豪華なプランで、最大10名の知人、友人を参列者として招待することも可能となっている。すでに抽選申し込みは終了しているのだが、気になる価格は16万5000円(税込)。

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【葬】エリア

続いては、命を燃やした男たちを弔うことができる「葬」エリア。芳名帳に名前を書き、献花を行い、合掌するという葬儀体験が可能。

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目玉は、この会場だけで聞くことができる故人のスペシャルボイス。どのキャラクターのスペシャルボイスが流れるかは、期間ごとに異なっているので注意されたし。

・11月28日~12月5日:錦山 彰
・12月6日~12月13日:郷田龍司
・12月14日~12月22日:峯 義孝

【祭】エリア

最後を飾る「祭」では、フォトスポットのほか、「誓いの盃」ブースや東城会本部の会議室が用意されており、『龍が如く』の世界に浸れるエリアとなっていた。

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エリアの最後には、桐生一馬、真島吾朗、峯 義孝、足立宏一、柏木 修の「20歳だったころ」の等身大パネルが飾られていたのだが注目は柏木の姿。吉川晃司の『モニカ』をイメージしたそうなのだが、わかる方は年齢が……。

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なお、12月8日からは『龍が如く』20周年を記念した来場特典キャンペーンが開催中。入場時にもらえるカードにスタンプを集めることで、下記の特典が入手可能となっている(1チケット(=1回の入場)につき、スタンプを1個押印)。

・スタンプ1個でもらえる特典
「桐生一馬」特注名刺 『冠婚葬祭展』ver.

・スタンプ3個でもらえる特典
「真島吾朗(キャバレーグランド 支配人)」特注名刺 『冠婚葬祭展』ver.

・スタンプ5個でもらえる特典
「世良勝」遺言状ミニポスター 『冠婚葬祭展』ver.

12月8日以前の入場分に関しても購入履歴の提示でスタンプを押印してくれるとのことなので、何度も足を運ぶ予定の方はお忘れなく。

ライター
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