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【P5X】「蹴られる」から「守護りたい」へ。塩対応(?)な双子の看守ジュスティーヌ&カロリーヌが『ペルソナ5: The Phantom X』にプレイアブルキャラとして参戦したので愛を語りまくる。相変わらず渋谷で“迷子”なの、かわいい

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「聞け、囚人!」「主よりお言葉です」

「囚人!」と罵られたあの日、私は何かに目覚めた。
冷たい視線、容赦ない罵倒、そして問答無用のケツへの一蹴。

彼女たちは、学園で青春を送りながら社会の理不尽に立ち向かうRPG『ペルソナ5』【※】に登場する双子の看守「ジュスティーヌ」と「カロリーヌ」だ。罪人として扱われてしまった主人公を檻の中に入れて監視し、サディスティックに“更生”を促してくる存在である。

さて……正直に告白しよう。

『ペルソナ5』をプレイ中、彼女たちに罵倒される日々を過ごしていた筆者は「おい囚人!」と罵れていくうちに、次第に「出ました!本日の“おい囚人”いただきました!」と、心の中で感謝するようになっていた。それには、理由がある。

※『ペルソナ5』(2016年に発売)
学園ジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズのナンバリングタイトル。主人公は社会や環境の理不尽に立ち向かうべく、心の力“ペルソナ”に目覚め、異世界“パレス”で戦う。主人公はパレスで悪党や欲深い大人を改心させることができると知り、世直しを目的とした“怪盗”となることを決意する。

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(画像はPC(Steam)版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のプレイ画面より撮影)

それこそ、最初はただの「高圧的な監視役」に見えていたのだが……『ペルソナ5』のアップグレード版である『ペルソナ5 ザ・ロイヤル(以下、P5R)』にて、彼女たちと渋谷などの街に繰り出せる「特別刑務」が開放されてから、筆者が彼女たちに抱くイメージはがらりと変わった。

「特別刑務」とものものしい言い方をしているが、ぶっちゃけて言うとこれはお出かけの付き添いなのだ。

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(画像はPC(Steam)版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のプレイ画面より撮影)

薄暗い牢獄で絶対的な支配者として振る舞っていたふたりは、渋谷の雑踏やきらめく街並みを見た瞬間、ただの「世間知らずな迷子」と化してしまう。

自分たちの顔よりも大きいハンバーガーを前にして戦慄し、水族館でペンギンに一喜一憂し、映画館の暗闇でソワソワする姿を見ていると、こう思わざるを得ない。

「ああ、そうか。俺は保護者なんだな」と。

普段は冷徹なジュスティーヌと高圧的なカロリーヌも、クソデカハンバーガーの前にたじたじ。

ピクルスを残して「地球の食べ物ではありません」って言い訳するの、かわいすぎるでしょ……

この温度差……この破壊力ッ!!!

鉄格子の中で足かせをつけられ、「おい囚人!」とまくしたてられる時間とは、また違う。

筆者の感情は子供たちを見守る“庇護欲”だったのだと気づいてしまう。いや、わかってしまった。

守護(まも)りたい、この照れ顔……

そんな、プレイヤーの情緒を「罵倒」と「無垢」の往復ビンタで揺さぶり続ける彼女たちだが、なんと基本無料RPG『ペルソナ5: The Phantom X』にて2025年12月25日よりプレイアブルキャラクターとして実装。ハーフアニバーサリーイベント「運命が交錯する時・双子の看守編」にて遭遇できるようになった。

ハッキリ言うと、これは事件だ。

本来、精神と現実の狭間的な空間である“ベルベットルーム”の住人といえば、ペルソナ【※】同士の合体などのシステムを司る裏方であり、戦闘においては「裏ボス」として主人公の前に立ちはだかる“実は超・強敵”という立ち位置がお約束であった。

※ペルソナ
スイスの心理学者カール・ユングが提唱した概念で、社会生活を送る上で人間が着用する「仮面」や「外的側面(他人に見せる顔)」を指す。RPG『ペルソナ』シリーズにおいては、特殊な状況下で覚醒を果たした際に出現するもうひとりの自分であり、心の力である。作中に登場する特殊な空間“ベルベットルーム”では、ペルソナ同士を合体させることでさらに強力なペルソナを入手することが可能となっている。

それが、『P5X』では怪盗団の一員として圧倒的な力を振るってくれるというではないか。

保護者的な目線で彼女たちを見守ってきたが、今度は共闘者として背中を預ける日が来るとは……これは、ファンあるいは保護者たちにとっては最高のクリスマスプレゼントだ。

果たして、どのような迷子っぷり暴れっぷりを見せてくれるというのか。

本稿では、『P5X』で再び渋谷へと降り立った「ジュスティーヌ」と「カロリーヌ」の様子を一部お届けしたいと思う。

文/TsushimaHiro

※本記事は、『ペルソナ5: The Phantom X』の魅力をもっと知ってもらいたい株式会社セガと電ファミニコゲーマー編集部とのタイアップ企画です。


“メメントス”で双子に遭遇。迷子の双子ちゃんを保護しなくてはならない

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(画像は「『ペルソナ5: The Phantom X』オープニングムービー」より)

ここで、今回紹介するRPG『ペルソナ5: The Phantom X(以下、P5X)』について軽く説明させてもらおう。さっさとジュスカロ(ジュスティーヌとカロリーヌの略)の話が見たい人は、すこし先まで画面をスライドしてほしい。

さて、『P5X』とは、『ペルソナ5』の世界設定をもとに完全新規シナリオが楽しめる基本無料のRPGだ。

舞台は東京。主人公は私立己刮(こかつ)学園に通う高校2年生で、世間は生きる気力である欲望が消えてしまい無気力となる怪奇現象が発生している場面からスタートする。

ある日、主人公は人語を話す謎のフクロウ「ルフェル」と出会い、人間の欲望が具現化した異世界“メメントス”に迷い込む。

ここで怪異“シャドウ”に襲われ命の危機に瀕した主人公は、心の力「ペルソナ」に覚醒。ルフェルと共に、人々の欲望を取り戻す“怪盗団”となることを決意する。

原作の『ペルソナ5』では、主人公たち怪盗団が悪逆の限りを尽くす大人の欲望を盗むことで“改心”させるストーリーが展開された。

本作『P5X』では、何者かによって心から抜き取られてしまった欲望を取り戻し、持ち主に返してあげることで人々の生きる意志を再燃させるための戦いが繰り広げられる。

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(画像は「『ペルソナ5: The Phantom X』オープニングムービー」より)

そして、シリーズを通して主人公の召喚するペルソナを合体したり閲覧する機能を有している世界“ベルベットルーム”には、部屋の主であるとがり鼻のイゴールと、案内人が付随する。

ジュスティーヌとカロリーヌは『ペルソナ5』にて牢獄風のベルベットルームの案内役を担当。『P5X』では海底トンネル風のベルベットルームが出現し、異なるキャラクターが案内人として登場する。

つまり、今回のイベントでは作品の垣根を超えてジュスティーヌとカロリーヌに出会えるという訳だ。『ペルソナ5』とは、また違った邂逅となるのだろうか?

さっそく、会いに行ってみよう。

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いつものように、主人公ら怪盗団一行は異世界メメントスに潜入し、「ペルソナ」の力を駆使してシャドウを討伐していた。そこで、メメントスの異変を検知した「ルフェル」は、単独で調査を行うことを決意。しかし、いつまでたっても戻ってこない。

仲間たちと連絡をとりあう主人公だが、「いくらルフェルがメメントスに慣れているとはいえ、あまりにも長く滞在しすぎている」と心配の声があがる。

さすがに心配……ということで、主人公も再びメメントスへ入り、「ルフェル」の救出へ向かうことに。

すると、そこにはシャドウに襲われている双子が。

主人公は「現実世界から迷い込んだのだろうか」と心配し、すぐに助けに入るが……

双子は「やるぞ、ジュスティーヌ」「ええ、カロリーヌ」と言い放ち、戦闘態勢をとる。いざ戦闘に参加したら、まぁ強いこと強いこと……複数のペルソナを駆使して、多彩な攻撃を繰り出す。

『P5R』でも裏ボスとして強力であったことは記憶に新しいが、こうして味方になると、こんなにも頼もしいものなのか。

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話を聞いてみると、どうやらふたりは『ペルソナ5』の世界線にあるメメントスに突如開かれた謎の“穴”を調査している最中に吸い込まれ、こちらの世界へと迷い込んでしまったようだ。ま、迷子?

カロリーヌは、さまざまなペルソナを駆使する主人公に対して「我らの知る「囚人」と似た素質のようだな」と語る。『ペルソナ5』の主人公をちゃんと覚えている模様。嬉しい!

ただし、本作『P5X』の主人公に対してジュスティーヌは「まだペルソナの使い道が手探り状態に見える」と推察。カロリーヌが「つまりは「新人」だ!」と笑顔で応える。

おお……わたくし、今回は「新人」ですか?

ふたりはこの世界とふたりが居た世界を繋ぐ、“繋ぎ目”を探しているという。この世界に迷い込んできた時点で、調査していた“穴”すらも見失ってしまったとのこと。

つまり、迷子?

カロリーヌ
「違う!ただ我々は…どうすることもできずにここを彷徨い歩いていただけだ!」

世界はそれを、“迷子”って言うんだぜぇえええええええええええぇぇぇえ!!!!!

双子とお出かけが楽しい。最強の看守が見せるあどけなさに思わず更生しそう

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はい。ということでやってきました渋谷駅。
さすがに迷子ちゃんたちを異世界メメントスに放置するわけにはいかないので、ひとまず現実世界に連れ出すことに。

周囲の様子を見るや、“ブームバン・バーガー”というハンバーガーショップを発見する双子。どこかで見たことがあるものの、彼女たちが知るハンバーガーショップとは、店名からして異なる様子だ。

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ジュスティーヌ
「確か、宇宙を冠した名の……ビックリバンバン?」

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カロリーヌ
「いや、ギッグリボンボンでは?それともバンバンジー?だったか?
我らの知る店ならバーガーに加え、宇宙船がついてくるはず…!」

かわいすぎるだろ……付属のおまけ狙いの小学生なのよ……

だが、このリアクションを見る限り……やはり、彼女たちは『P5R』で“囚人”と呼ばれた主人公とお出かけイベントをした経験があり、その記憶もしっかりと残っているようだ。

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ジュスティーヌ
「ハァ…貴方はまたあれが欲しいだけでしょう。
 あんな子供騙しの玩具を…」

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カロリーヌ
「だ、誰が子供だッ!
 あのピクルスというやつを口の中に詰め込むぞ!」

ああッ……覚えてくれてる……

ジュスティーヌがピクルスめっちゃ苦手だった想い出までちゃんと反映されている。

ジュスカロ好きの皆さん、安心してください。
これはもはや『P5R』プレイヤーに向けたラブレター……いや、同窓会です。

ふたりのお出かけイベントをしっかりと網羅している人であれば「あ~~~あったあった!」と気持ちよくなれること間違いなし。ふたりの冷酷に見えて実は迷子ちゃんな部分も、しっかりと健在(?)です。

とはいえ、またハンバーガーを食べさせても芸がない。ということで、主人公はふたりを食べ歩きに連れていくことに。

まずは、中華街で“サンザシ飴”【※】をジュスティーヌに、“肉まん”をカロリーヌに買い与える。

ジュスカロのお出かけイベントと言えば、とりあえずお食事シーン……というか、ご飯を買い与えるシーンは定番だ。

ベルベットルームの住人ということもあって、現実世界の世俗の文化には疎いふたり。

「悪くありません」「考えたな!」と関心しながらもパクパクモグモグと中華飯を食っている双子を見ているだけで、謎の安心感がこみあげてくる……。

これが母性?

中華飯に満足したのか「次の場所に案内しろ、新人!」と息まくカロリーヌ。ほかの場所も案内することに。

※サンザシ飴
中国発祥の伝統的な飴菓子。甘酸っぱいサンザシの実に飴をコーティングしたもの。シャリシャリとした食感とサンザシの独特の甘酸っぱさが特徴で、健康や美容にも良いとされるフルーツスナックとして中国や台湾で人気がある。

やってきたのはなんと、釣り堀

現実世界においてはただの迷子に対して、なんと渋いチョイスなのか、主人公(新人)よ。

ふたりはただ棒を持ち続ける作業に退屈し、ジュスティーヌに関してはうとうとし始める始末。いかん。このチョイスは失敗だったか?このままではおねむになってしまう。

……と油断していたその時、ふたりの竿に同時に魚がくらいつく。

緊張感が増すふたり。カロリーヌからは「新人!何を突っ立っている!貴様も手を貸せ!」と怒号を浴びせられる。

釣果は、ふたりともバケツいっぱいの大量に。

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ジュスティーヌ
「貴方が釣ったのは小さな魚ばかり。
 数のうちに入りません。」

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カロリーヌ
「そんなルールはない!
 もう1度勝負するか!?」

こらこら、ケンカしないの。
その後も、ファミレスでチョコレートパフェに夢中になりもごもごしか言えなくなっているカロリーヌなど、かわいらしい姿がたくさん見られる。

もう、ふたりが愛おしすぎて魂が更生しそう。

“囚人”の時とはまた違う出会いだったけど、まるでボーナスタイムを味わっている感覚だ。

『P5R』好きの皆さんはもちろん、ジュスカロ好きの皆さんにはぜひとも体験していただきたいイベントとなっていた。

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戦闘でも大活躍。複数のペルソナを使う“圧倒的強者”

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さて、おなじみの「特別刑務(お出かけイベント)」ではあどけない姿に庇護欲を掻き立てられるふたりだが、いざ戦闘になれば「ベルベットルーム最強の看守」であることを思い出させてくれる。

特筆すべきは、その圧倒的な「ルールブレイカー」っぷりだ。

通常、特別な素質を持つ主人公以外の登場人物は1体のペルソナしか召喚できないが、彼女たちの戦闘スタイルは複数のペルソナを召喚し、それを組み合わせることで多彩な攻撃を繰り出すという特殊なものだ。

彼女たちが使役するペルソナは男女両方の側面を持つペルソナ「アルダー」をはじめ、なんと合計9体。

本来、『ペルソナ』シリーズにおいて複数のペルソナを付け替えて戦えるのは、特別な素質を持つ主人公(ワイルド)だけの特権であった。しかし、ジュスカロはその前提を軽々と飛び越える。まさに、規格外のプレイアブルキャラクターである。

ジュスカロは戦闘開始前に2パターンの組み合わせを選択して戦闘に参加することができる。

そのおもな効果は、以下のとおり。

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「悪戯と無邪気の仮面」
1.ジャックランタン
2.ジャックフロスト
属性:火炎・氷結
全体攻撃力UP
・ハイライト効果
全体攻撃力上昇・与ダメージアップ

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「奉仕と警告の仮面」
1.アガシオン
2.スダマ
属性:電撃・疾風
全体被ダメージ低下
全体HP回復
・ハイライト効果
全体HP回復・最大HPアップ

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「不条理と非合理の仮面」
1.マンドレイク
2.オンモラキ
属性:念動・核熱
自身&味方単体の貫通カアップ
・ハイライト効果
単体念動ダメージ+核熱ダメージ
自身と味方一人の攻撃力アップ

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「福果と禍因の仮面」
1.シーサー
2.バグス
属性:祝福・呪怨
自身&味方単体の自身与ダメージ・クリティカル率アップ
・ハイライト効果
全体祝福ダメージ+呪怨ダメージ
攻撃力+クリティカルダメージアップ

圧倒的な強化性能はもちろん、火力担当や回復などの味方のサポートも可能で、どこにでも連れていける高性能を発揮。裏ボスにふさわしい実力を示してくれた。

また、ジュスカロを入手すると主人公の所有するペルソナのスキルレベルが自動的に1上昇し、この効果はジュスカロが戦闘に参加していない場合でも有効となる。ジュスカロが迷子のうちは、ともに冒険へと連れていってみてはいかがだろうか。


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(画像はすべてPC(Steam)版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のプレイ画面より撮影)

(ぶわっ……)

『P5X』でジュスカロに会ってみて、前作でふたりとさまざまな場所へとお出かけした日々が走馬灯のように蘇る……。

かつて足かせをつけられて「囚人」と呼ばれ、更生という名の修行の日々から月日は流れ、今度は「新人」として彼女たちをエスコートすることに……
立場は変われど、ハンバーガーのピクルスに狼狽し、釣り堀でうとうとする彼女たちの可愛らしさの本質は、何ひとつ変わっていませんでした。

そんな彼女たちが、こうして隣に並んで戦ってくれる。それは、シリーズファンにとってこれ以上ないファンサービスであり救済のようにも感じられました。

最強の看守であり、最強の迷子。
その圧倒的な力に背中を預けつつ、時にはキレ顔や照れ顔を拝む……。

そんな、「冷たい目線」と「罵倒」≒「庇護欲」の無限ループに、あなたも囚われてみませんか?

2025年12月25日、クリスマスという聖なる日に降臨した双子の天使たち。ぜひ『P5X』の世界で、彼女たちとの新たな「更生」の日々を楽しんでください。

筆者も、しばらくは「新人」として彼女たちのピクルスを代わりに食べる生活を送ろうと思います。

編集・ライター
『MOTHER2』でひらがなを覚えてゲームと共に育った生粋のゲーマー。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。『Divinity: Original Sin 2』の有志翻訳に参加し、『バルダーズ・ゲート3』が日本語化される前にひとりで全文翻訳してクリアするほどRPGが好き。 『ゴースト・オブ・ツシマ』の舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

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