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『七つの大罪』のゲーム(グラクロ)を7年遅れで始めたら、おもてなしが過剰すぎて逆に不安になった話。ソシャゲってあとから始めると不利なんじゃないの?

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「世界累計売上1,600億円」「累計ダウンロード数7,777万」と、世界で大ヒット中の『七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~』(以下、グラクロ)。

その人気の真相に迫るべく前回プレイしてみたところ、このゲームはただのキャラゲーではなく、徹底的に作り込まれた「モンスター級RPG」であることがわかりました。

しかし、それだけでは上記のような桁外れの数字を叩き出せる理由にはならない気もします。だって、1,600億円ってプロ野球の球団が買えるレベルではないですか?

つまりこのゲームにはもう1段階 “なにか” があるはず!

ということで調査のために引き続きプレイを進めることにしました。やっぱり人気の理由を知るにはそのゲームをやり込むのがいちばん早いよね。

ただ、そのうえでひとつ気になることがあります。それは「いまさら始めたところで盛り上がりについていけるのか?」という点。スマホゲームにおいて「後発は不利」というのは半ば常識のように語られているし、リリースから何年も経っているので置いてけぼりにされるのでは……。

そんな不安を抱えながら改めてプレイしてみた結果、その予想はいい意味で裏切られることになりました。本稿では、「いまさら始める」という視点から見えた『グラクロ』の実像を綴っていきたいと思います。

文/退屈健
編集/柳本マリエ

※この記事は『七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~』の魅力をもっと知ってもらいたいネットマーブルさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。


こんなに引けて大丈夫? 無料ガチャの大盤振る舞い

スマホゲームの醍醐味といえばやはりキャラ収集。しかし、それを満足にするにはゲーム内における通貨などをしっかり費やす必要がある場合が多いと思います。

『グラクロ』でも「ダイヤ」というアイテムを消費することでガチャが引くことができるので、無課金でプレイしていく予定の筆者は「初っ端からガチャをブン回す」といったような石油王スタイルはちょっと難しそう。長い時間をかけて地道に集めていきますかね。

と思いきや、

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ダイヤめちゃくちゃもらえる。

もちろん報酬や配布でもらえることは期待していましたが量が想像以上。初めてなにかできたら「よくできました!はいダイヤ!」、特になにもしてなくても「よく来たね!はいダイヤ!」といった調子で、気づくとどんどん貯まっていきます。ことあるごとにお菓子やジュースをくれた祖母を思い出しました。

しかしダイヤの用途はガチャだけではありません。倉庫の拡張やアイテムの購入、コンティニューにも必要となるうえに、今後もっと魅力的な新ガチャが実装される展開も考えられます。ここで「ワーイ!使い放題だ~!」などと浮かれてガチャを引きまくったら後悔するに違いない。

目先の数字に踊らされてしまうとよくないですからね。というのを前に「宝くじ一等当選者の富と転落」みたいなドキュメンタリーで学びました。なのでいったん落ち着いて、ガチャはほどほどにしてあまり手を伸ばさないようにしたいと思います

などと自分を律していたのですが、

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ガチャを無料で引くことができる「ガチャチケット」なるものも大量に配布され、この画像では1枚でガチャを11回引けるというチケットを14枚持っていますが、これで終わりではなく、こんな調子で毎日のように何枚も配られます(少なくともスクショを撮っているこの時期は)。大盤振る舞いすぎる。

おかしい……! スマホゲームって「ゲーム内通貨を消費するガチャ」をいかに回してもらうかで売上を立てるものではないのか……!?

こんなに色々配っちゃって大丈夫なのでしょうか。でもいただけるようなのでありがたくいただいて、石油王気分で初っ端からガチャをブン回していきます。

始めたばかりなのにレベルカンストチームが作れちゃうブースト仕様

いくらガチャをブン回していいキャラを手に入れたとしても、それだけではただの図鑑制作に過ぎないので、そこから先の「キャラの育成」こそが大事な要素ですよね。宝の持ち腐れにならないように育成ガンバルゾ!

などと思いつつガチャを引いていると、なにやらレア度の高そうなキャラ「マーリン」をゲット。やったー!

……ん????

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100? レ、レベル100のMAXって見えるけど気のせいですか?

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チームに入れてみたけど違和感がすごい。レベル5・レベル5・レベル2・レベル100ってどう考えてもおかしいよ。

なんかゲーム開始早々チートを駆使してレベルをカンストさせた卑怯な人みたいになっているのですが、大丈夫なのこれ! 小学生時代にRPGでバグ技使ってズルしてた俺かよ!

なにかの間違いかもしれないので、試しに戦闘で使ってみます。

強すぎる。正真正銘レベル100の破壊力ですね。
もはや即戦力とかそういうのを通り越して、少なくともストーリーモードの序盤においては「マーリンが少しでも動いたら相手が全員消し炭と化す」というくらいに圧倒的

一撃でも相手が耐えると「ほ~。キミ、なかなかやるね」とか上から目線で言っちゃうくらい調子に乗れる強さです。

調べてみたところ、どうやらガチャによっては新キャラやピックアップキャラが最初からレベル100(または90)など進化済みの状態で排出されることがあるとのこと。

ガチャは前述の通りガンガン引ける仕様なので、さらにこの高スペック状態での排出という要素が重ね合わさることで、ゲーム開始から間もない初心者なのに気づいたらメンバー全員レベル100という最強チームが完成していました。

なんかこれだけでもう「置いてけぼり感」がなくなってうれしい……!

個人的にレベル上げといった作業は正直少々単調に感じてしまうところもあるので、それをすっ飛ばしていきなり最強状態で暴れ回れるのは大変ありがたい。俺TUEEEEEができる戦闘はやっぱり快感ですね。

レベルがMAXでも、技の強化からコスチューム変更まで多岐にわたるキャラ育成要素

レベル上げや進化の必要がない状態で排出されるのは魅力的である一方、それはそれで「育てる楽しみ」が削がれたような物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、本作における「キャラの育成」はそれらの要素のみならず、覚醒、必殺技の強化、装備による強化、特殊戦技の解放、親密度、レジェンド進化、さらにはコスチューム変更などなど多岐にわたります。

要するにレベル100状態で手に入ったとしてもまだまだ伸びしろがあるので、「レベルカンストしてるからこのキャラはこれで完成だな!」と判断してしまうのは早計ということです。筆者のことですが。

そのままでもじゅうぶん強いけど、さらなる完全体を目指すにはやることが盛りだくさんなので、「いきなり即戦力が手に入る喜び」「じっくり自分好みに鍛え上げる奥深さ」が絶妙なバランスで両立されています。

というかコスチューム変更ってどんなのがあるんだろう。

お〜!かっこいい。
まだこれは獲得できていないのでおためしで見ることしかできませんが、種類もだいぶあるようなのでこういったのを収集するのもまたおもしろそうですね。見た目だけじゃなくステータスにも影響があるっぽいのがまたよい。

脱いだ!!!!脱ぐこともあるのか!!!
すみません、取り乱しました。いろんなコスチュームがあるんですね。

ちなみに、普通に排出されるキャラたちは未強化の状態なのでレベル上げや進化などの育成を自力でしていく必要があるのですが、「一括育成」という機能を使うと複数のキャラを一度に育成できます。

「このキャラはあと○レベルだからこの素材を○個与えて……」といったような地道な作業をする必要はなく、希望のキャラに必要な素材を自動で選んでまとめて育成してくれるという至れり尽くせりな機能。

スマホゲームの育成をこんな「はいこれいますぐ全部まとめてやって、よろしく」というパワハラ上司スタイルでできちゃっていいのか! 便利すぎ!


「いまさら始めても盛り上がりについていけないんじゃないか?」という不安は杞憂でした。

開始早々から怒涛の無料ガチャ連打、そして最強状態で手に入るキャラと驚くほどの育成サポート。その圧倒的なおもてなしによって不安は一瞬で吹き飛ばされました。

むしろ熟成された “いま” がもっともコスパ良く遊べる気さえします。新規ユーザーに疎外感を与えない優しいゲームだなあ。しいて新たな不安を挙げるなら、このカンストチームが強すぎてやりごたえを感じなくなっちゃう危険性があるとかですかね?

そういえば本作には「バイゼル喧嘩祭り」というPvP(=対人戦)もあるので、ちょっとそっちでも暴れてこよっと。

……ん???

なにが起きた? 俺負けたの???

一瞬で消し炭にされました。よく考えたら対人戦の場合お相手も当然同じ条件でチームを編成できるわけなので、より徹底的に育成をして、より戦略的な戦いをできる方が強いに決まってますね。

ストーリーモードで無双して「俺強すぎw」などと浮かれていたのは完全に井の中の蛙でした。「いまさら」でも追いつける設計が用意されていると同時に、その先に広がっている対戦環境は想像以上に奥深そうですね。このゲーム、まだまだ底が見えない……!!

これでようやく入口に立ったに過ぎないと思うので、引き続き『グラクロ』の調査をしていきたいと思います。

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ライター
『どうぶつの森』シリーズや『Minecraft』など架空世界を創造できるゲームを好んでプレイして現実逃避しがちな年中金欠絵描き。 ライブドアブログ『底辺絵描き・退屈健の毎日カツカツ生活』で絵日記更新中。
Twitter:@sentakubasami1
編集
幼少期からホラーゲームが好き。RPGは登場人物への感情移入が激しく的外れな考察をしがちで、レベル上げも怠るため終盤に苦しくなるタイプ。自著『デブからの脱却』(KADOKAWA)発売中
Twitter:@MarieYanamoto

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