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こんな「バットマン」見たことない!? ダンスでノリノリ&風船ありギターありの自由過ぎるバトル。期待の新作『レゴ バットマン:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』は想像以上にゆかいなゲームだった

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目指したのは「最高のバットマンゲーム」。開発者インタビューをお届け

ここでは、会場にて行われた開発者のJimmy Sedota氏へのインタビューをお届けする。非常に短い時間ながら、チームの「バットマン愛」と本作に込められた熱意を熱く語っていただいた。

○インタビュイープロフィール
Jimmy Sedota氏:TT Gamesのアシスタント・デザイン・ディレクター。

──このゲームには、これまでのレゴゲームではあまり見られなかった多くの要素が導入されていますね。チーム内では、レゴシリーズを次のレベルへ押し上げたいという強い思いがあったのでしょうか?

Jimmy Sedota氏(以下、Jimmy氏):
ええ、もちろんです。

このプロジェクトを始めたとき、私たちは自分たちにできる最高のレゴゲーム、そして「最高のバットマンゲーム」を作りたいと思っていました。ですから、さまざまな資料からインスピレーションを得て、バットマンのオリジン(誕生)から伝説になるまでを語り直す独自のストーリーを作り上げることに参加できたのは、私にとって本当に光栄なことでした。

──レゴシリーズの野心的な転換点として『バットマン』を選んだ背景と理由を教えていただけますか?

Jimmy氏:
私たちは再び『レゴ バットマン』を手がけることにとても興奮しています。過去に3つのゲームを作りましたが、そこから数年が経っていたので、そろそろ戻る時期だと本当に感じていました。レゴバットマンは愛されているキャラクターですし、私たちもバットマンが大好きなので、戻る機会を得られて本当に嬉しいです。そして、それを独立した体験にしたいと強く思っていました。

過去のゲームの続編ではなく、それ自体が1つのゲームということです。ですから、ブルースが修行し、ゴッサムに戻ってバットファミリーのさまざまなメンバーに出会い、最終的にはバットマンシリーズを象徴する悪役たちに立ち向かうというストーリー全体を語り、彼の旅路を追うことができるという点で、私たちは今が適切な時期だと感じましたし、ファンのみなさんもその準備ができていることを願っています。

『レゴ バットマン:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』先行体験会レポート。こんな「バットマン」見たことない!?_063

──なぜ難易度設定や、より複雑な戦闘を追加することを選んだのかについて、お聞かせいただけますか。

Jimmy氏:
私たちはできるだけ多くの人がゲームにアクセスでき、楽しめるようにしたいと考えています。人によってスキルのレベルは違いますよね。カジュアルでアクセスしやすいものを求める人もいますし、より深い内容や、より多くの挑戦を求めるハードコアなゲーマーもいます。

そこで、中程度の難易度である「マントの戦士」と、よりカジュアルな体験ができる「クラシック」、そして難易度が高い「ダークナイト」を用意しました。私たちは、あらゆるタイプのファンやゲーマーが楽しめるものを用意したいと思っています。挑戦や奥深さを求める人もいるのでそれを提供しようとしていますが、同時にそれをあまり求めない人にもアクセスしやすいようにしています。

──このゲームは他のシリーズと比べてグラフィックが非常に強化されていますね。これは意識して力を入れた部分ですか?

Jimmy氏:
ええ、私たちはこのゲームを視覚的にできるだけ驚くような美しさにしたいと思っていました。私たちはUnreal Engineが提供してくれるパワーを活用しています。ですから、このゲームをできる限り美しく豊かに見せたいと強く思っています。そこに雰囲気を持たせたかったんです。

雨の降るゴッサム・シティはそれ自体が1つのキャラクターのようなものであり、視覚的に本物のように見えることが重要です。ですから、私たちのチームは本作をAAAクラスの品質のゲームにするという素晴らしい仕事をしてくれたと思います。

『レゴ バットマン:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』先行体験会レポート。こんな「バットマン」見たことない!?_064

── 多くのファンにとって、100%クリアを目指すのはレゴゲームの伝統的な体験です。このゲームは100%クリアまでどれくらい遊べるのでしょうか?

Jimmy氏:
できることはたくさんありますし、どれくらい上手か、どれくらい早くクリアするか、あるいは100%にするために必要なこと以外のことにどれくらい時間を費やすかなどによってプレイ時間は変わります。

ですから数字を出すのは本当に難しいのですが、プレイヤーが体験して楽しめるものがたくさんあると確信しています。メインストーリーであれ、ゴッサムでの活動であれ、戦うべき犯罪があり、解くべきパズルがあり、集めるべき収集品があります。本当にたくさんありますよ。

──このゲームには、バットマンシリーズ全体への小ネタやオマージュが詰まっていますね。そのリサーチのプロセスがどのようなものだったかお聞きしたいです。

Jimmy氏:
私たちは多くの時間を費やして映画を見たり、コミックを読んだり、ゲームをプレイしたりしました。チーム全体でです。プロジェクトを始める前から、チームには生粋のバットマンファンがたくさんいました。ですから、さまざまなバージョンのバットマンについてできる限り多くのことを学ぶために、可能な限り多くのものを見ることにたくさんの時間を費やしました。

──リサーチがどれほど深くまで及んだかを示す簡単な例を教えていただけますか?

Jimmy氏:
バットスーツのいくつかを見ると、かなりマニアックな設定を取り入れています。レインボーバットマンのスーツなどですね。これは本当に面白いものの1つだと思います。古いコミックのエピソードで、バットマンが違う色のスーツで現れ続け、最後に虹色のスーツで現れるんです。これは普通のカジュアルなファンなら知らないことだと思います。

このゲームには本当にたくさんのイースターエッグがありますよ。看板、ビルボード、スーツ、乗り物など、ゲームに入れられる限りのたくさんの小ネタがぎっしり詰まっています。

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──たくさんある中で、Jimmyさんのお気に入りのバットマン作品は何ですか?

Jimmy氏:
私は1992年に放送されたアニメシリーズの大ファンです。これが最初に放送されたとき、私はちょうどそれを見るくらいの年齢でした。アニメーションのスタイルも好きですし、キャラクターも好きです。ハーレイ・クインが誕生したのはそこですからね。だから好きな部分はたくさんあります。何度も見返し、愛し、楽しみ続けている作品です。

──そして、お気に入りのキャラクターは誰ですか?

Jimmy氏:
私のお気に入りのキャラクターは…バットガールですね。彼女はテクノロジーに強くて賢いところが好きです。
さらに言えば、レゴ版のバットガールが一番好きですね。

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(画像はYouTube『レゴ®バットマン™:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』 – 公式トレーラー「ヒーロー&ヴィラン」より)

──ゲーム内のオブジェクトの形状をデザインする際、実際に物理的なレゴブロックを使って組み立て方を考えるのですか?

Jimmy氏:
ええ、現実世界のレゴを見ていますし、ゲーム内でレゴで作られている多くのモデルは、実際に現実世界で作ることができると思いますよ。

──このゲームでプレイヤーに体験してもらうのが一番楽しみなことは何ですか?

Jimmy氏:
ストーリーだと思います。このゲームのストーリー、そして、ナラティブチームとカットシーンチームが、象徴的な瞬間やマニアックな瞬間、より深い設定の瞬間を取り入れ、筋が通り、それ自体で成立するまとまったストーリーを織り上げた手法は素晴らしいです。

バットマンのストーリーを知らない人でも、ストーリーをプレイしてその旅路を進むことで、キャラクターとしてのバットマンについて多くのことを学ぶことができます。皆さんがそれを体験するのが待ちきれません。なぜなら、これは本当に魅力的で、それ自体が非常に強力なストーリーでありながら、皆さんが知っていて愛するであろう小ネタがたくさん含まれているからです。

──ストーリーに重点を置くというコンセプトは開発の初期から決まっていたのですか?

Jimmy氏:
ええ、かなり早い段階から、決定版となるバットマンのストーリーを語りたい、そして私たちがアクセスできる85年以上の歴史を反映させたいと考えていました。ですから、独自のストーリーをTT Gamesならではのユーモアとストーリーテリングの手法で語るというのは、ゲームで進みたい方向性としてかなり早い段階から決まっていました。

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── 最後の質問として、日本のすべてのバットマンとレゴファンに向けて、短いメッセージをお願いできますか?

Jimmy氏:
ぜひこのゲームをプレイしてもらい、開発者として、またバットマンのファンとして私たちがこのゲームに注いだ愛を感じてほしいと思います。
それを体験してほしいですし、私たちが本当にバットマンとバットマンのすべて、そしてその豊かな歴史を愛しているということが伝わり、感じてもらえることを願っています。

── ありがとうございました!(了)

おまけ:まるで「バットマン博物館」な会場の展示物を紹介

さて、プレイレポートはここまでだが……最後にもうひとつ、読者の皆様にオマケ要素をお届けしよう。

実は今回のハンズオン会場には、バットマン関連アイテムの数々がズラリと展示されていたのだ。なかでも、『ダークナイト三部作』で使用されたコスチュームや小道具は、ファン垂涎のラインナップだ。

会場の熱気をさらに底上げしていた「お宝」たちの姿をお見せしよう。

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入り口ではレゴバットマンの像とおなじみ「バットシグナル」がお出迎え。

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映画『ダークナイト』に登場した戦闘バイク「バットポッド」。

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これがほんとの「レゴバットマン」?

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たくさんのレゴモデルたち。作品ごとに再現されたバットモービルでシリーズの歴史を振り返ることができる。

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左から『ダークナイト ライジング』よりキャットウーマンの衣装、『バットマン ビギンズ』よりブルース・ウェインの衣装、そして『ダークナイト ライジング』よりバットマンの衣装。

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左から『ダークナイト』よりジョーカーの衣装、『バットマン ビギンズ』よりラーズ・アル・グールの衣装、『ダークナイト ライジング』よりベインの衣装。

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こちらは『ダークナイト ライジング』よりバットベルト、バタラング、そして壊れたバットマンのマスク。

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『ダークナイト三部作』で使用されたガイガーカウンターやグラップルガンなどの小道具たち。どのシーンで使われたか分かったあなたはバットマン・マニアだ。

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左から『バットマン ビギンズ』よりスケアクロウのブリーフケース、『ダークナイト』よりスケアクロウのマスク、『バットマン ビギンズ』よりラーズ・アル・グールの装備品一式。

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こちらは『ダークナイト ライジング』よりベインのヘッドセットとマスク。

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『ダークナイト』に登場したジョーカーの小道具たち。特に強盗シーンのマスクと「爆破スイッチ」は映画を見た人なら印象に残っているのではないだろうか。

以上、会場での展示物を紹介した。やはり、映画で使用された衣装や小道具を実際に目にすると感慨深いものがあった。

読者の皆様も、これを機にぜひ歴代の『バットマン』名作映画の数々に改めて触れてみてはいかがだろうか?
それは単なる映画鑑賞にとどまらず、いよいよ発売が目前に迫った『レゴ バットマン:レガシー・オブ・ザ・ダークナイト』の世界を遊び尽くすための「予習」にもピッタリだ。


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編集・ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。最も脳を焼かれたゲームキャラは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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