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『バンドリ! ゆめ∞みた』は『バンドリ!』アニメなのにギスギスしてない。メンバーみんな超ポジティブなのでギスギスは秒速解決。マイゴ・アヴェムジカファン的にも心穏やかに過ごせています。あれ……ギスギスしてないよな?

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※本稿には、アニメ『バンドリ! ゆめ∞みた』5話までのネタバレを含みます。

ここまでの『バンドリ! ゆめ∞みた』の感想なのですが、

よかったぁ……。

この一言に尽きます。

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ただ、この「よかったぁ……」にもいろいろな意味がありまして……。

あられと律がまた一緒になれて「よかったぁ……」(いち視聴者として気持ち的に)
キラキラした『バンドリ!』アニメの雰囲気で「よかったぁ……」(1〜3期を観たファン的に)
でも、ところどころで姿を現すギスギスした雰囲気もあって「よかったぁ……」(アヴェムジカファン的に)

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バンドメンバーが宇宙人?と楽器を持って戦っている、独特なキービジュアル。

本作で描かれるバンド「夢限大みゅーたいぷ」は、もともと「夢(バーチャル)と現実(リアル)を飛び越える運命共同体(バンド)」をコンセプトとしている。

YouTubeを主戦場にバーチャルで配信活動をしたり、リアルでライブもしたり……バーチャルと現実の境目を曖昧にするような、独自の存在感を持っていて、これまでの『バンドリ!』シリーズのバンドとは一風変わった雰囲気が特徴です。

しかし!本作は、誰が観てもイチから楽しめる。

本作が描くのはバンドの結成からはじまる物語なので、マジのファンも知らないタイムラインの話なんです。

アニメはまだ始まって5話、毎週放送時にはXでトレンド入りするほど注目を集めている本作。というわけで、本記事では、『バンドリ! ゆめ∞みた』の1話から5話までを振り返っていきます。

文/ばくらば
編集/anymo


ギスギスするのかしないのか、どっちなんだい!

「ゆめみた」メンバーはこんな感じ。

・仲町あられ(ボーカル)
→前のグループの脱退騒動にトラウマを抱えているせいで歌いたくない。

・宮永ののか(ギター)
→感覚派で幼少期に“億バズ”の経験があり、幼少期から活躍していてる有名人という点において「Ave Mujica」の若葉睦を若干彷彿とさせる。

・峰月律(ギター)
→“優等生”キャラを演じ続けていて辛そう。

・藤都子(キーボード)
→周りには見せないウラの顔がある。

・千石ユノ(DJ&マニピュレーター)
→バンドの解散歴がある。

上記の通り、ゆめみたメンバーはそれぞれ過去に何らかの傷や問題を抱えています。アニメでもそれらの問題が浮かびあがってくると、メンバー間ですこしギスギスした雰囲気になっていました。

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ただ、そんなギスギス展開も、彼女たちは持ち前のポジティブさで秒速で解決してしまいます。

「ヤバい、なんかギスギスしてきた」と思った数分後には、「あれ、普通に自力で解決しちゃった」となってしまうんです。
「本当にそれ解決になってる?」とツッコミたくなるような場面も多々ありましたが……。

筆者の感情は、ギスるのか?ギスらないのか?で行ったり来たり。悶絶するハメになっていました。ご覧になったみなさんもそうではないでしょうか……?

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たとえば。「みゅーたいぷ」のボーカルとして招集されたあられは、マネージャーに「歌ってみた動画」をあげてみようと頼まれるのですが、過去のトラウマから「歌いたくない」とこれを拒否

『マイゴ』の燈と重なるところもあり、「いつ歌えるようになるのかなぁ。この問題は根深そうだ……」と心配していたのですが、あられはマネージャーに「動画で出せば顔出ししなくても大丈夫」と説得されて、あっさり快諾

よかったぁ……。

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「あ、そんなもんでいいんだ」と、心配していた気持ちも拍子抜けに。

たとえば、『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』の燈だったら、まず人見知りな性格をほぐして、そこから説得しないと……となっていたのですが、どうやらあられはオタク気質といえど、根はポジティブで前向きな性格をしているようです。そういえば、通っている学校でもすぐに共通のオタ友をつくっていました。

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同じように、都子とののかが配信での炎上をきっかけにギスったときも、天然キャラのののかはいち早く都子の異変を察知して、「お手当て」と称して都子のメンタルケアを敢行

いっぽうの都子は、そんなののかの性格が苦手ながらも、本人に直接文句は言わず、家でぬいぐるみに向かってストレスを発散するという、大人すぎるメンタルマネジメントを披露

よかったぁ……。

なんというか……本当に後腐れしない性格をしているね。君たち。

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巷では「ギスドリ」といわれるほどに、バンド内でのギスギスした雰囲気の描写が話題に上がる『バンドリ!』。

特に、『マイゴ』と『アヴェムジカ』は、そのギスギス具合のあまりの湿度の高さから、「昼ドラみたい」「もはやドロドロ」という声が上がっていました。

『バンドリ! ゆめ∞みた』についても、PV第2弾の最後にあられが、「終わった」とつぶやくシーンで、これまでファンが抱いていたポップな印象が一変。第1話の放送まで、「いったいどうなるんだ」と気が気でない方も多かったのではないでしょうか。

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ただ、フタを開けてみれば、VR空間での「みゅーたいぷ」メンバーのやり取りはとてもコミカルで、『バンドリ!』アニメ1~3期のキラキラな雰囲気を見ているようでした。

いっぽうで、「そうそう、こういうキラキラも欲しかったんだよ!」と思わせたところで、メンバー間のギスギスをすぐさま投入してくる緩急のつけ方は、まさに絶妙。

やっぱり……ギスギスするのか!?(悶絶)

ビオラァ!!!!

「みゅーたいぷ」のメンバー間では多少のギスギスがありつつも、バンドとしては何とかやっていけそうな雰囲気が出ているのですが、本作はバンド外に、本当にとてつもない問題児がいます。

「フェアリィブゥケ」のリーダー「ビオラ」。

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アニメの放送前に公開されたプロフィールには、「清楚で可憐な佇まいが目を引く少女。やわらかな微笑みの奥に、ひそやかな気品を咲かせる」と書いてあります。

……いや、全然違くない?
前半の「清楚で可憐な佇まいが目を引く少女」は認めるとしましょう。で「ひそやかな気品を咲かせる」は……100%ウソじゃない!?

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顔芸すぎる

清楚な見た目でありつつも、どちらかというとヤンデレ系、ミステリアスな口元のほくろもあいまって「もしかしたらアブナイ性格をしてるんじゃないか?」という予感がしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際、想像の遥か上をいくヤバさでした。

撫でまわすようにあられの髪をさわる登場シーン、とてもガールズバンドアニメの登場キャラクターとは思えないほどの顔芸を披露……果ては、あられの悪意ある切り抜きを流し、炎上させた元凶であることが発覚します

よくなかったぁ……。

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その後も、常に先回りして律とあられの仲の修復を妨害したり、あられを使って律を脅したりと、まごうことなき“悪役”ムーブ。これまでの『バンドリ!』でも、見たことのないタイプのキャラクターです。

ここまで悪役として振り切ってくれるビオラ。

「みゅーたいぷ」メンバー間でのギスギスが案外すぐに解決していた分、気がついたら、単騎でドロドロとした鬱要素を担いまくる彼女の一挙手一投足から、目が離せなくなってしまった人は自分だけじゃないはず。

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5話では、見事あられが律を連れ出しました。ですがもちろん、ビオラがこのまま黙っているとは考えられず。今後、いったいどのような手を打ってくるのか。

律とあられにはこのまま幸せになってほしいと思いつつも、心の中では、「ビオラ、なんかヤバいことしないかな……」と願ってしまう自分。毒されてしまったのでしょうか。

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ビオラを前にしたあられ、怯えすぎている。

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本作のオープニング映像には、メンバーであるはずの、ギターの峰月律がいません。

と、思いきや、別の女の子たちと佇む制服姿の律が確認できます。

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なぜこんなことになっているのか?

冒頭でも紹介しましたが、これは、TVアニメ『バンドリ! ゆめ∞みた』がバンドの結成からはじまる物語を描いているからなんです。

現在のメンバー編成に至るまでの過程を描いているからこそ、いままで追っていたファンもマジで知らない、バンドの「エピソードゼロ」が描かれています。

「ゆめみた追ってなかったけどアニメについていけるかな……」と思っている方も、ご安心ください。アニメから入っても、ゆめみたの「いちばん最初から」彼女たちを改めて知ることができます。むしろ時系列どおりにアニメから入るのも、履修の順番として大アリではないでしょうか。

それから、やたら細かい配信機材周りの描き込みや、作中での配信画面とカメラの前のキャラクターとの間にラグがある描写など、いわゆる現実の「配信文化」を意識した描写も、本作の特徴となっています。

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都子とののかの炎上問題をはじめとする作中の「配信」に関する描写は、「リスナーによる投げ銭での無茶な要望」や「悪意ある切り抜きの拡散」など、現実でもよく見る炎上パターンを意識していそうです。

ガールズバンドグループ「みゅーたいぷ」として集結し、VR空間でのミーティングや、現実世界での出会いを経て、少しずつお互いを理解し始めたメンバーたち。

ののかの包容力や、尊敬する都子、そしてどこか大人っぽいユノと関わるうちに、あられは歌うことに前向きに。さらに、炎上を逆手に取り律と向き合うこともできました。

はたして、律は「みゅーたいぷ」に加入し、6話のOPには律もくわわっているのか。そして、当然このままでは黙っていられないビオラの次の一手とは

今後も、『バンドリ! ゆめ∞みた』から目が離せません。特に、あの口元のほくろが夢に出そうです。

ライター
JRPGとともに少年時代を過ごし、大学在学中に『VALORANT』にはまってからは、すっかりeスポーツの虜に。 プレイするのも観戦するのも好きだが、最近はランクマッチから逃げつつある。 重い腰を上げさせてくれるような戦友を募集中。
編集者
3D酔いに全敗の神奈川生まれ99’s。好きなゲームは『ベヨネッタ』『ロリポップチェーンソー』『RUINER』。好きな酔い止めはアネロンニスキャップとNAVAMET。
Twitter:@d0ntcry4nym0re

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