7月29日に公開され、現在大ヒット上映中の映画『シン・ゴジラ』、もうご覧になっただろうか。
シリーズ屈指の傑作!との呼び声も高く、ネット上のあちらこちらで「シン・ゴジラ語り」記事が掲載されるなど、近年類を見ないほどのブームとなっている本作だが、そんな熱気に当てられて、過去のゴジラ映画を振り返っている人も多いだろう。
しかし、ゲーマーたるもの、過去の映画もいいけど、やっぱり『ゴジラ』のゲームを遊びたい!……というわけで、電ファミ編集部では、これまでに発売された『ゴジラ』のゲームを調べてまとめてみた。
さて。一口に『ゴジラ』のゲームといっても、アドベンチャーからアクションゲーム、本格的なシミュレーションにパズル物など、ゲーム化されたジャンルはじつに多彩で、さすがは世界的な知名度を誇る人気シリーズといったところ。ゲームのデキについても、マニア納得のモノから「なんだコレ!?」とコントローラをぶん投げたくなるモノまで、とにかくイロイロあることが分かる。
古いゲームに関しては、今遊ぶのはちょっと困難なものもあるかもしれないが、「俺はいま、猛烈にゴジラのゲームが遊びたいんだ!」という方は、ぜひ本稿を参考にしてもらえればと思う。
ちなみに。「シン・ゴジラ」の雰囲気をちょっとでも追体験したい!という人には、自衛隊を指揮して迫り来る怪獣を撃退する戦略ゲーム『ゴジラ 列島震撼』がオススメ。あれは地味ながらも、なかかなの秀作でしたよ、はい。……久しぶりに遊びたくなってきたなぁ。
タイトルに若干偽りアリ?の記念すべき第一作
ゴジラ VS 3大怪獣(1984)
いわゆる“平成ゴジラ”の「ゴジラ(1984年)」と同年に発売されたタイトル。
映画「三大怪獣 地球最大の決戦(1964年公開)」は、ゴジラ・ラドン・モスラの“三大怪獣”がキングギドラを倒す物語だが、このゲームの“3大怪獣”とは、キングギドラ・クモンガ・メガロを指す。
ゴジラを操作して、地割れから現れるクモンガ、メガロを放射熱線である程度倒すと、キングギドラ戦に突入。突如出現するミニラをかばいながら、キングギドラを排除しなければならない。
大人向け恐怖映画 「ゴジラ」の原点を体験できる
シネスコ・アドベンチャー ゴジラ(1984/11)
1954年公開映画「ゴジラ」のストーリーをなぞったコマンド入力のアドベンチャーゲームで、全3部構成となっている。
ゴジラ出現の第1部、ゴジラ上陸の第2部に続く第3部では、リアルタイム要素が加わる。
第1部は、大戸島災害調査団の一員として、第2部では尾形青年として、そして第3部では、芹沢博士として物語を進めることになる。
“人類を脅かす”ヒール役「ゴジラ」になれる初の作品
暴龍ゴジラ 大都市壊滅(1985)
プレイヤーはゴジラとなり、ゴジラ抹殺兵器の研究を阻止するために、街、森、戦車などを踏み潰したり、放射熱線で破壊したりしながら、得点を稼ぐアクションゲーム。
画面右上に配置されたTVでは、アナウンサーが刻一刻と変化する戦況をレポートしてくれたり、自衛隊の総攻撃がはじまると中央にゴジラが大きくレイアウトされる画面に変化したりと、プレイヤーを飽きさせない工夫が随所に見られる意欲的なゲームデザインとなっている。
ゴジラじゃなくてもいいんじゃない?ってよく言われてる作品
ゴジラくん(1985)
コンパイル開発によるアクションパズルで、デフォルメされたゴジラが登場する。
ゴジラくんを操作して敵をパンチで倒したり避けたりしながら、ステージ内にある岩をすべて壊すと現れる“矢印”に触れると1面クリア。7☓7画面分あるマップのどこかにいるミニラを救出したらエンディングとなる。
ちなみに、この作品から3連続でコンパイルがゴジラゲームを手掛けることになる。
コンパイルによる超大作!
ゴジラ映画に出てこない東宝怪獣も
まとめて愛でられる良作
ゴジラ(1988/12/09)
「地球侵略を目論むX星人の基地が木星で発見され、地球政府がゴジラとモスラを送り込む」というストーリーのアクションゲーム。
ゲームはシミュレーションパートとアクションパートに大きく分かれており、 シミュレーションゲームのようなヘクスマップ上にいるゴジラ&モスラを移動させ、隣接するヘクスに敵怪獣や敵基地がある場合、横スクロールのアクションパートに移行する。
なお、敵には、過去のゴジラ映画に出演したことがない怪獣が5体登場する(※)。こちらも開発はコンパイル。海外版名は『Godzilla: Monster of Monsters』(2017年4月18日13:05にタイトルを一部修正しました)。
※モゲラ(初出「地球防衛軍」1957年)、轟天号(初出「海底軍艦」 1963年/ゴジラ映画初出「ゴジラ FINAL WARS」)、マタンゴ(初出「マタンゴ」1963年)、ドゴラ(初出「宇宙大怪獣ドゴラ」1964年)、ゲゾラ(初出「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦! 南海の大怪獣」1970年)。
コンパイルの“ゴジラ特需”FINAL
ゴジラくん 怪獣大行進(1990/12/18)
MSX『ゴジラくん』の移植版。こちらはミニラではなく、恋人のビジラを救出することが目的だ。
『ファミコンウォーズ』発売から3年後、
ゴジラのウォー・シミュレーションが出るなんて
※ただし海外で
GODZILLA 2 – War of the Monsters(1991)
プレイヤーは人間側として兵器を駆使し、ゴジラをはじめとした怪獣たちと戦うターン制ストラテジーゲーム。日本未発売。
祝!「コンパチヒーローシリーズ」に初加入
バトルサッカー フィールドの覇者(1992/12/11)
ロボットアニメや特撮作品のキャラクターがデフォルメされ、作品の垣根を越えて戦うクロスオーバー作品「コンパチヒーローシリーズ」の1つで、本作はサッカーゲーム。
「ガンダム」シリーズ、「仮面ライダー」シリーズ、「ウルトラマン」シリーズ、そして「ゴジラ」シリーズの4作品のキャラクターがチームを編成してサッカーで対決する。
「ゴジラ」シリーズからは、ゴジラ、ラドン、キングシーサー、ジェットジャガーの4キャラが参戦。
『ストリートファイターII』から2年後……
ゴジラゲーム初の本格的(?)対戦格闘ゲーム登場
ゴジラ(1993)
横スクロールアクションゲームではあるが、対戦格闘といっても差し支えない作品。
1992年公開の「ゴジラvsモスラ」に出演したモスラとバトラも登場する(ただしCPU専用)。
1993年は、多彩なジャンルのゴジラゲームが発売された「ゴジラ」ゲーム大豊作の年だったが、なかでも「対戦格闘」が主流になっていく。その礎を築いたのが、この作品だ。
私たち、普通の怪獣に戻ります!
早くも「コンパチヒーローシリーズ」脱退……
バトルベースボール(1993/2/19)
「コンパチヒーローシリーズ」の野球版。ゴジラシリーズでは、怪獣たちで構成されたチーム「ゴジラメガパワーズ」と、防衛隊をメインに構成されたチーム「地球防衛ガンズ」が登場する。メカニコング(初出「キングコングの逆襲」1967年※ゴジラ映画ではない)、チタノザウルス(初出「メカゴジラの逆襲」1975年)は、これまでのゴジラゲームに登場したことがないので、ファンにはたまらないかも?
なお、これ以降も「コンパチヒーローシリーズ」は続くが、ゴジラシリーズは惜しまれつつもこの作品で卒業した。
本格的すぎる!システムソフトによる“ゴジラ大戦略”
ゴジラ(1993/10/15)
『大戦略』のシステムを使って作られたウォー・シミュレーションゲーム。プレイヤーは防衛軍や自衛隊となり、ゴジラをはじめとする怪獣を撃退するのが目的だ。登場する怪獣は、初代「ゴジラ」〜「ゴジラvsキングギドラ」までをカバー。
架空兵器はもちろん、“ハチロク”の愛称で親しまれている「F-86セイバー」や“ウィドウ・メーカー”の仇名を持つ「F-104スターファイター」といった実在兵器も登場するのは、さすがシステムソフトならでは。
超久しぶりにバンダイから
ゲームボーイのモノクロがイイ味出してる
1993/12/17 怪獣王ゴジラ
ゴジラを操作して、怪獣や人間の兵器を倒して進む横スクロールアクション。発売時の最新作『ゴジラvsメカゴジラ』までに出演するほとんどのゴジラシリーズの怪獣が登場する。
エビラとガバラ、スーパーX、カマキラス、ゴロザウルスといった怪獣(※スーパーXは怪獣ではないが……)がゴジラゲーム初登場。
取説をしっかり読まなきゃ遊べない!
ポチポチゲーに慣れたゲーマーへのアンチテーゼ
超ゴジラ(1993/12/22)
本作のゴジラは人類の味方。プレイヤーはゴジラを操作し、さまざまな怪獣と戦うアクションゲーム。
ゲームはステージ制で、基本はシミュレーションゲームのようなマップで怪獣を探し回る「移動パート」、遭遇すると「バトルパート」に突入する。
このバトルパートは、本作のウリ「アニメーションバトル」が展開されるが、「闘争本能ゲージ」を理解しないとツライ戦いを強いられること必至。全体的に、説明書ナシでは難しいゲームシステムかも……。
幻の映画「モスラvsバガン(1990年)」に登場予定だったバガンが出演している。
マニアが諸手を挙げて支持した名作
素人にとってはゴジラうんちく参考書
ゴジラ 爆闘烈伝(1994/2/26)
アルファシステムが開発した、対戦型格闘ゲーム。
怪獣の造形(ゴジラに至っては映画作品ごと)やアクション、鳴き声など細部に渡って、各原作映画を忠実に再現されており、マニアからの評価は高い。
ステージ間にボーナスステージとしてゴジラ映画関連クイズがいきなり出題されるが、どの問題も難解だったがゆえ、より“マニア向け”という印象が強まった。
マニア向け作品がクイズ出題をなくしてスーファミに
一般層向けとしては妥当なリファイン?
ゴジラ 怪獣大決戦(1994/12/09)
こちらもアルファシステム開発による対戦格闘ゲームで、基本的なシステムは『ゴジラ 爆闘列伝』とほぼ同じ。ステージ間のマニアックなクイズゲームはない。
ここからセガ製ゴジラが大暴れ!
セガ☓ゴジラ蜜月のはじまり
ゴジラ 怪獣大進撃(1995/12/08)
基本はターン制の戦略シミュレーションで、戦闘パートになると対戦アクションを楽しめる作品。
プレイヤーは「地球防衛軍」か「ゴジラ軍」のどちらかを選択して操作することになり、それぞれを沈黙させることが目的になるが、この両陣営のほかに、操作不可の勢力「宇宙怪獣」を全滅させることが目的のステージもある。
ステージは5つあり、各シナリオは公開された映画作品をもとに構成されている。
メカゴジラとガルーダが合体して、スーパーメカゴジラになる仕様がニクイ。
怪獣を倒すってこんなにタイヘン
Gフォースの苦労が味わえる
ゴジラ 列島震撼(1995/12/22)
Gフォースを指揮し、ゴジラをはじめとする怪獣たちを迎撃するリアルタイムストラテジー。
ストーリーは「ゴジラvs」シリーズをベースとした独自のモノで、怪獣は「昭和版ゴジラ」シリーズも登場している。怪獣の能力は、自軍ユニットとは比較にならない高さなので(まさに映画に忠実!)、クリアのためには怪獣同士を戦わせたり、支援車両を効果的に使用したりするなどの戦略性が必要となる。
同年公開された『ゴジラvsデストロイア』に登場する怪獣もバッチリ収録されている。
怪獣になって街を破壊するーー
夢に見た怪獣ごっこが楽しめる
ゴジラ・ジェネレーションズ(1998/11/27)
ドリームキャストのローンチタイトルの1つで、3Dで描かれた怪獣を操作し、箱庭化された日本の大都市を破壊するアクションゲーム。
操作可能な怪獣はゴジラ(初代/vsシリーズ版)、メカゴジラ(昭和版)、 ミニラ、そしてこの年に公開されたハリウッド版のGODZILLAの5体。
隠しキャラクターには「ジャイアント芹沢博士」が用意されており、「さすがにサプライズ過ぎだろ」と困惑するファンの声も。
なお、別売のビジュアルメモリ『あつめてゴジラ ~怪獣大集合~』には、デフォルメされた怪獣を育成・対戦して楽しむミニゲームが内蔵され、これで育成した怪獣を本作の「あつめてコロシアム」モードで読み込ませて、最大4人で対戦させることができる。
東宝特撮怪獣大好き人間は
無条件で購入すべき
ゴジラ:トレーディングバトル(1998/12/03)
『モスラ2』までの東宝特撮怪獣(キングコング、メカニコングを除く)が総出演する、トレーディングカードゲーム。
ゲーム序盤は手持ちカードが弱く苦戦を強いられるが、ぐっとこらえて続けていると、ショボかったカードがいつしかレベルアップし、かつ強いカードが集まり出してくる。
ここまで来ると、ファンにとっては神ゲーになるという。ゴジラファンを自認するなら、ぜひ序盤の苦行を乗り越えてほしい。
ハリウッド版映画の続編アニメ
映画と違って口から火を吐きます
GODZILLA: The Series(1999/11/30)
1999年〜2000年にアメリカで放送されたTVアニメ(※日本でも深夜に放送していた)をゲーム化。なおこのアニメは映画「GODZILLA」の続編という位置づけ。日本未発売。
遊ぶと『アフターバーナー』を
きっと思い出すゴジシュー
ゴジラ・ジェネレーションズ マキシマム・インパクト(1999/12/23)
『ゴジラ・ジェネレーションズ』の続編だが、システムはガラッとシューティングゲームに変更。
画面奥に進むゴジラを操作して、街を破壊しながら突き進み、敵機をロックオンしては放射熱線で撃ち落とす。
そしてステージ最後では、敵怪獣とタイマンでバトルも楽しめる(ただし飛び道具での遠距離戦)。
……という作品なのだが、肝心のゴジラは“常に背中”しか見えないという状況に、ファンは落涙した。
登場する敵怪獣には、モゲラIIというオリジナル怪獣が登場する。
地味なゲームだったのに
続編が出るとは……
GODZILLA: The Series Monster Wars(2000/11/30)
1999年に発売された「GODZILLA The Series」の続編。日本未発売。
アタリ製ゴジラ、日本上陸!
ゴジラ怪獣大乱闘(2002/12/12)
文字通り、ゴジラ怪獣のタイマン〜4人までのバトルロイヤルが楽しめる3D対戦格闘ゲーム。ビルをちぎって相手にぶつけたり、放射熱線で遠距離攻撃したりと、怪獣らしいアクションが多彩。
原作の鈍重な動きに比べると、かなり軽い身のこなしなので、ファンには複雑な思いを抱くだろうがプレイしていて小気味いい。
海外で発売された『Godzilla: Destroy All Monsters Melee』を日本用にローカライズしたもので、グラフィックなどに洋ゲーの香りがあり好みが分かれるが、完成度は高い。
また、海外版のメカゴジラは「ゴジラvsメカゴジラ」(1993年)版だったが、日本では同年公開された『ゴジラ☓メカゴジラ』に登場する「3式機龍」に変更されている。
いくつかの要素を加えたXbox版もあり(日本未発売)。
アタリのゴジラ、快進撃!
ゴジラ怪獣大乱闘アドバンス(2003/12/11)
同名作品のゲームボーイアドバンス版。ハードスペックや容量の都合上、2Dグラフィックへの変更や操作怪獣の減少を余儀なくされた。海外版のタイトルは『Godzilla:Domination』。
アタリのゴジラの集大成!
ゴジラ怪獣大乱闘 地球最終決戦(2004/12/09)
同名作品のPS2版。ゲームキューブ版からさらに操作できる怪獣とモードが増えたが、残念ながら同年公開された「ゴジラ FINAL WARS」の登場怪獣は反映されていない。海外ではXbox版も発売された(海外タイトル『Godzilla Save the Earth』)。
このアタリのゴジラは日本未上陸……
GODZILLA UNLEASHED(2007/12/05)
アタリの「ゴジラ怪獣大乱闘」シリーズ最新作で、日本未発売。操作できる怪獣には「ゴジラ FINAL WARS」(2004年)に登場した怪獣が反映されている。PS2版、ニンテンドーDS版も海外では発売された。
パズルゲームは「ゴジラくん」以来
グラフィック・演出は「ゴジラくん」以上!
Godzilla: Smash 3(2014)
ゴジラを題材にした3マッチパズルゲーム。コンボが決まるとゴジラが街を破壊しまくる!(2016年8月現在、iOSは日本未発売)
ひとことで表すなら
ゴジラ版『絶体絶命都市』かな
Godzilla: Strike Zone(2014)
ゴジラが襲う街にパラシュートで降下し、行方不明者を救出するアクションゲーム。
降下時は端末本体を傾けて、地上ではタップ・スワイプでと、スマホならではの操作なので、慣れが必要。
美麗なグラフィックとブキミなBGMで臨場感たっぷり。全3ステージと短いが、無料なのでファンはゼヒお試しあれ。
「シン・ゴジラ」を仿佛とさせる
システムが随所にあると思うの
ゴジラ-GODZILLA-(2014/12/18)
ゴジラを操作して街や兵器、敵怪獣を破壊、制圧するアクションゲーム。
文明を支えているという架空のエネルギー「Gエナジー」を求め、再上陸したゴジラが街を破壊する。ゴジラは建造物破壊によって“成長・進化”し、その成長・進化にともなって「災害レベル」が上昇、より人類の抵抗が激しくなってくるのだが、災害レベルは首相の閣議決定で変更される。
この“成長・進化”や“政治”に絡めたシステムは、「シン・ゴジラ」を観た方にとってグッと来るポイントかと思われるので、ぜひプレイして!
MSX『ゴジラ VS 3大怪獣』から31年
ゲームのゴジラはこんなにリアルになりました
ゴジラ VS(2015/07/16)
前作のバージョンアップ版で、オンライン対戦の実装、ゴジラ以外の怪獣が操作可能となっている。
メカキングギドラやモスラといった原作では人類の味方という設定の怪獣を操作する際はゲームシステムが変わり、街の被害を抑えて怪獣に立ち向かうことになる。
「シン・ゴジラ」観た人なら絶対プレイしたい!!
DLされるまで編集部全員今から全裸待機
『シン・ゴジラ』スペシャルデモコンテンツ for PlayStation VR(2016/10/13)
発売が待たれるPS VR対応コンテンツで、PS VRリリースと同時に無料配信される(期間限定)。間近に迫るゴジラに、思わず声が出てしまうほどの迫力を感じられる作品になっているという。SIEジャパンアジアと東宝が共同で開発。
こうして俯瞰すると、「東宝(コンパイル⇒アルファシステム)」⇒「セガ」⇒「アタリジャパン」⇒「バンダイナムコ」というパブリッシャーの変遷を見ることができた「ゴジラ」のゲーム。この秋配信されるPS VR対応コンテンツ以降、本格的な「シン・ゴジラ」ゲームは発売されるだろうか? もし発売するならどのパブリッシャーから? どんなジャンルに?
「シン・ゴジラ」考察をする際には、こんな感じで“ゲーム化”についても併せて予想してみると楽しいかも?
「電撃セガサターン」、「電撃PS2」、「電撃オンライン」、「電撃レイヤーズ」、「iモードで遊ぼう!」、「mobileASCII」、「デンゲキバズーカ!!」と数々の媒体を渡り歩いて来た40代ファミコン世代の編集者。好きな怪獣は、怪獣消しゴムの相撲では弱かった「ガイガン」。
Twitter : @nkjdfng