8月26日は『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』が発売された日だ。
『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』(以下、『ドラゴンクエストVII』)は、2000年8月26日にエニックス(現:スクウェア・エニックス)から発売されたプレイステーション用ソフト。
『ドラゴンクエスト』は、『I』~『III』までがロトシリーズ、『IV』~『VI』までが天空シリーズという一連のシリーズ作品だが、『ドラゴンクエストVII』はそれらとは関連性がない単独の作品となっている。

『ドラゴンクエストVII』は、主人公などが住んでいるエスタード島から冒険が始まり、エスタード島以外は封印されている。「ふしぎな石板」を集めて地図を完成させることで、冒険できる世界が広がっていく仕組みだ。

ふしぎな石板は、ボスを倒すことで手に入ったり、宝箱に入っていたり、イベントで貰えたり、マップ内に落ちていたりと入手手段はさまざま。ふしぎな石板をひとつでも見逃すとストーリーが進まないため、石板がなかなか見つからず苦戦したプレイヤーも少なくないだろう。

本作の転職システムは、基本的に『ドラゴンクエストVI』のものが踏襲されている。転職してもキャラクターのレベルは変わらず、戦士や武闘家、魔法使いなど、職業ごとに熟練度がある。転職した状態で戦いを続けると職業ごとの熟練度が上がっていき、最大まで上げるとその職業がマスターできる。
羊飼い、船乗りといった職業が追加されたほか、特定の組み合わせの職業をマスターすることでなれるゴッドハンド、天地雷鳴士も追加されている。

本作では主人公、マリベル、キーファ、ガボ、メルビン、ライアと6人の仲間キャラクターが存在している。中でも序盤で衝撃の展開を迎えるキーファは、本作を語るうえでも欠かせない要素のひとつだろう。


石板を集めてゲームクリアまで進めるだけでもシリーズ屈指のボリュームを誇る本作。それぞれの職業を極めたり、移民の町というやり込み要素を遊んだりすれば、さらに長い時間楽しめるボリューム満点の作品だ。