YouTubeの有料サービス「YouTube Premium」のサービスが日本国内でスタートした。価格が月額1180円、3ヶ月間の無料トライアルあり。サービス加入者は、ゲームトレイラーや実況動画、もちろんそのほかの動画をすべて広告なしで視聴することができる。
なおファミリープランも存在しており、最大5人のファミリーメンバーとYouTube Premiumのメンバーシップを共有することが可能だ。
YouTube Premiumのおもな特徴は3つ。加入者には端末を問わない「広告なし再生」のほか、動画を保存して視聴する「オフライン再生」、スマートフォン上にてアプリを使用していてもバックグラウンドで動画を再生できるようになる「バックグラウンド再生」が提供される。
このほか、音楽の「YouTube Music」や子供向けの「YouTube Kids」のコンテンツも広告なし再生やバックグラウンド再生、オフライン再生に対応。また、YouTubeのクリエイターたちが手がけるオリジナル映像を視聴できる「YouTube Original」、4000万曲を聴き放題の「Google Playミュージック」にもアクセスできる。
ビデオゲームに特化した「YouTube Gaming」でも広告なし再生などの機能が提供されるが、こちらは先日、2019年3月にアプリの提供が終了しYouTube本体に統合されることが告知されている。
すでにゲームとは切っても切れない関係となった映像、動画、配信文化。トレイラーはYouTubeで多数公開され、ゲームプレイ映像や実況動画もあり、ときにパブリッシャーやファンのイベントがリアルタイムで配信される。とはいえ、そのためだけに毎月1180円を支払うかどうかは、悩む読者が多いのも事実だろう。
ただし「YouTube Music」は個別に「YouTube Music Premium」が提供されており月額980円、もともとサブスクリプションサービスであった「Google Playミュージック」も月額980円で、前述した各コンテンツや機能と含めてこれらが自身の目に魅力的に写るかどうかも検討してよいかもしれない。もちろん、ゲーム映像を見まくるヘビーユーザーでより快適に視聴したいという方も、まずは無料期間を試してみるといいだろう。
文/ishigenn