ゲーム向けハードウェアの製作販売を行う8BitDoは、メガドライブ風コントローラー「M30」と、メガドライブ向けBluetoothワイヤレスコントローラー受信機「Retro Receiver for SEGA Genesis & Mega Drive」の予約を開始した。
発売は2月28日。「M30」の価格は29.99ドル、「Retro Receiver for SEGA Genesis & Mega Drive」は19.99ドルとなる。Amazon.comでは日本への発送も行っている。
「M30」はBluetoothに対応した多くの機器に対応しており、PCやスマートフォンだけでなく、Nintendo Switchへの対応も謳われている。また、付属のUSB Type-Cケーブルで有線接続も可能だ。連射機能にも対応しており、単なるクローンコントローラーというだけでなく、現代的な機能も有している。スマートフォンを固定するための「Smartphone Clip for M30」もリリース予定だ。
なお、本物のメガドライブコントローラーをワイヤレス接続で使いたい場合、8BitDoはメガドライブコントローラーをワイヤレスコントローラーに改造するキットもリリースしている。
一方、メガドライブを無線接続できるようにするのが、Bluetoothレシーバー「Retro Receiver for SEGA Genesis & Mega Drive」だ。「M30」に対応している他、PlayStation3、PlayStation4、Xbox One、Nintendo Switch Proコントローラー、Wii U PROコントローラー、Wiiリモコン、Joy-Conなど数多くのコントローラーをメガドライブで利用することができる。
PCだけでなくNintendo Switchにもメガドライブゲームは移植されており、海外ではメガドライブゲームのバンドルタイトルである『SEGA Mega Drive Classics』もリリースされている。日本でも『SEGA AGES』シリーズとして、『SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『SEGA AGES サンダーフォースⅣ』など複数のメガドライブゲームが移植されている。
ゲームが移植されてもコントローラーの再現はなかなか難しい。「M30」は、メガドライブのゲームはメガドライブのコントローラーでプレイしたいというこだわり派に、特に嬉しいアイテムになるだろう。
ライター/古嶋誉幸