Electronic ArtsとRespawn Entertainmentは、2019年ホリデーシーズンに発売予定の新作『スター・ウォーズ』ゲーム、『Star Wars Jedi: Fallen Order』のティーザーイメージを公開した。現地時間4月11日から15日にかけて行われるイベント「Star Wars Celebration」の期間中となる、4月13日(日本時間4月14日朝3時30分ごろ)にさらなる詳細がお披露目される予定だ。
公式Twitchアカウントでのストリーミングも予定されているということで、見逃したくない方は通知をオンにしてイベント開始を待ってほしい。
Become a Jedi. Tune-in for first look at #StarWarsJediFallenOrder this Saturday, at 1:30pm CDT from #StarWarsCelebration. Watch live at https://t.co/iI4qodqiOf, stay up to-date with the latest from Celebration at https://t.co/mVXi17qoJk. @EAStarWars pic.twitter.com/3B3bR3XDmn
— Star Wars (@starwars) April 9, 2019
『Star Wars Jedi: Fallen Order』は2016年に存在が公表された作品だ。これまで表立って大きな続報はなかったが、現時点でゲームは3人称視点のシングルプレイアクションゲームで、Unreal Engine 4を利用して制作されていることが明らかにされている。
制作はSCEサンタモニカスタジオで『God of War』のディレクターを務めたあとにRespawnに入社したStig Asmussen氏が率いるチームが担当し、『Fallout 2』のディレクターや『Star Wars Knights of the Old Republic II: The Sith Lords』のリードデザイナーを務めたChris Avellone氏が参加したことも報じられている。フリーランスであるAvellone氏は、『Star Wars Jedi: Fallen Order』の仕事をすでに完了していると今年3月にTwitter上で報告しているため、2019年末発売に向け制作が最終段階に入っていることが予想される。
I can't say 100% b/c of NDAs, but the ones I can say: I just finished up work with Jedi: The Fallen Order – and beyond that, there's another big bomb dropping in a month! Er, I mean, maybe. Ahem.
— Chris Avellone (@ChrisAvellone) March 1, 2019
ストーリーは映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を紡ぐ内容になる。「新たなる希望」でジェダイがほぼ壊滅していた直接の原因となるジェダイ抹殺命令「オーダー66」で、マスター・ヨーダやオビ=ワン・ケノービ同様、虐殺を免れたあるパダワン(見習いジェダイ)が主人公だと伝えられている。
円形ルーンの上に設置された壊れたライトセーバーと思われる武器の柄が描かれた今回のティーザーイメージには、「Don’t stand out」(目立つな)とキャプションが加えられている。ジェダイ狩りを生き延びるパダワンを指すメッセージとして見るとしっくり来る。
2018年にElectronic ArtsはRespawnが2019年内に複数の作品をリリースすることを認めている。ひとつはバトルロイヤルゲーム『Apex Legends』、さらにもうひとつがこの『Star Wars Jedi: Fallen Order』と見ていいだろう。
ストーリーとゲームプレイ両面で高く評価された『Titanfall 2』を製作したRespawnの新しいシングルプレイゲームということで、『スター・ウォーズ』ファンのみならず注目すべき作品だ。お披露目は日本時間4月14日朝3時30分ごろと予告されているため、朝早いが気になる方は発表を待つ価値は充分にあるだろう。
ライター/古嶋誉幸