Microsoftは6月10日に実施した「Xbox E3 2019 ブリーフィング」にて、次世代機「プロジェクト・スカーレット」を正式発表した。
リリース時期は2020年を予定。『Halo』シリーズ最新作となる『Halo Infinite』と同時に発売される。公開されたトレイラーではSSDの採用や120fpsへの対応などが公表され、“ゲーム専用機”としてより深い没入感をユーザーに提供することが明らかにされた。おもな仕様は以下のとおり。
・カスタムデザインのプロセッサー搭載
・AMDの新アーキテクチャ「Zen 2」と「Navi」技術を採用
・純粋なプロセッサーパワーはXbox One Xの4倍パワフルに
・ハイバンドメモリ「GDDR 6」を搭載
・最大で120fps、8K、VRR(Variable Reflesh Rate)、リアルタイムのレイトレーシングに対応
・新生代SSDを開発し搭載
トレイラーにて特徴的なのは、ビジュアルやフレームレートの強化といった要素よりも、新型機でより快適なゲーム体験がユーザーに提供されるという部分がより強調された点だ。エレベーターでプレイヤーが待ち続けるようなロード時間や、ワールドの切り替えによる時間待ちといった問題は短縮され、さらなる没入感が楽しめるとMicrosoftは約束している。
詳細なスペックや後方互換、対応タイトルなどについてはまだ謎も多いが、シリーズ最新作である『Halo Infinite』が同時に発売されることが明らかにされている。今後の続報に期待したい。
文/ishigenn