日本時間6月11日に行われたユービーアイソフトカンファレンス2019にて、『Gods & Monsters』が発表された。発売日は2020年2月25日。対応プラットフォームはPlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch、Google Stadia、PC。Uplayでの価格は9072円。また、Uplayのストアページには音声を含め日本語にローカライズされることが発表されている。
『Gods & Monsters』は『アサシン クリード オデッセイ』の制作陣によって制作されるアクションゲームだ。怪物が無数に暮らす島を舞台に、もっとも危険な怪物テュポンを打ち倒すのがプレイヤーの目標となる。水彩画のように美しいグラフィックで描かれる広大な世界には怪物だけでなく、様々な仕掛けに包まれた迷宮も用意されている。
主人公は神々によって力を授けられる。地上だけでなく空も探索し、培ったスキルでゴルゴン、ヒドラ、キュクロープスといった神話の怪物と戦う。
Ubisoft QuebecのシニアプロデューサーであるMarc-AlexisCôt氏は、過去10年で『アサシン クリード』の開発で現実の歴史を探求し、過去4年の『アサシン クリード オデッセイ』の研究が歴史のもうひとつの側面である神話に目を向けるようになったという。『アサシン クリード オデッセイ』のDLC「アトランティスの運命」は、現実の歴史ではなく神話の世界にフォーカスしたものとなっていた。こうした研究が『Gods & Monsters』制作に繋がっていったのだろう。
いままでのUbisoft作品とは異なる世界観やゲームプレイを感じさせる『Gods & Monsters』。今後の続報に期待したい。
ライター/古嶋誉幸