『ドラゴンクエスト』シリーズでおなじみのゲームクリエイター堀井雄二氏が、自身の生まれ故郷である淡路島洲本市のふるさと納税に、『ドラクエ』グッズの返礼品が追加されていることをTwitterで報告した。
ちょっと話は変わって、告知です。ボクの出身地、淡路島洲本市が、ふるさと納税の返礼品に、ドラクエグッズをはじめました。https://t.co/rDxA1yvWBS pic.twitter.com/ySNF2esHiv
— 堀井雄二 (@YujiHorii) June 13, 2019
洲本市は淡路島の中央に位置する堀井氏の生まれ故郷。幼少時の堀井氏はアーケード商店街にある家に住んでおり、すぐ歩いて行ける距離にある海や山で遊んでいた。堀井氏は洲本市への愛着が深く、海や山や川で遊んだことが『ドラゴンクエスト』に繋がったとたびたび語っている。代表作『ポートピア連続殺人』では洲本市が実際にゲームの中に登場しているほどだ。また洲本市も、堀井氏にちなんだ催しをたびたび開催している。
ふるさと納税の返礼品として『ドラクエ』グッズを採用しようという企画は2016年から始まっており、今回はその第10弾の受付開始となる。すでに100種類以上のグッズがこれまで対象となっている。2017年には、東京と大阪で開催された展示展「ドラゴンクエスト ミュージアム」が、洲本市でも特別開催。さらに同展示内では、洲本市限定で「堀井雄二展」を開催し、堀井氏のデビュー作『ラブマッチテニス』から、アドベンチャーゲーム『ポートピア連続殺人事件』、『オホーツクに消ゆ』、『軽井沢誘拐案内』が展示された。
そういえば、スライムと玉ねぎ、似てますよねw。さて、明日はいよいよ、東京二子玉川ライズで、ドラクエカウンドダウンカーニバルのファイナルステージです。発売まで、あと2週間たらず。皆さん、一緒に盛り上がりましょう! pic.twitter.com/N7boX3Iu58
— 堀井雄二 (@YujiHorii) July 16, 2017
おかげさまで、淡路島でのドラクエコンサート、大盛況のうちに終えることが出来ました(≧∀≦)。来てくださった皆さん、本当に、ありがとうござました。名誉市民の称号もいただけて感謝、感謝です。 pic.twitter.com/Q8VWrrL7Br
— 堀井雄二 (@YujiHorii) February 12, 2018
洲本市の『ドラゴンクエスト ミュージアム』来場者にはスライムのイラストが描かれた玉ねぎが入った巾着袋がプレゼントされた。洲本市は玉ねぎが名産だ。この開催の際には、シリーズ30周年を記念した銅像が洲本市民広場に立てられている。「ドラゴンクエスト ミュージアム」の開催はすでに終わっているが、この像は今でも見ることができる。
このほかにも、2018年には洲本市での「ドラゴンクエスト コンサート」が開催。このとき、堀井氏は洲本市の史上12人目となる特別市民となり、授与式が行われた。堀井氏自身も毎年、洲本市に多額のふるさと納税を寄付している。まさに『ドラゴンクエスト』の聖地といえる洲本市、興味がある方は来訪やふるさと納税を検討してみてはいかがだろうか。
ライター/福山幸司