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『新サクラ大戦』の発売日が12月12日に決定。初回限定版には歴代歌謡集と歴代美術集が同梱、バトルは3Dアクションに刷新されたことが明らかに

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 セガゲームスは、『新サクラ大戦』の発売日が12月12日に決定したことを発表した。YouTubeの生放送「サクラ大戦 帝劇宣伝部通信」の第2回番組内で発表されたもの。プラットフォームはPS4。価格はそれぞれ税別で通常版とダウンロード版が8800円、初回限定版とデジタルデラックス版は1万4800円となる。

 初回限定版に同梱するのは、歴代『サクラ大戦』6作品の歌謡曲60曲以上を網羅したサウンドトラックCD「歴代歌謡集」と、アートブック(A4判、72P予定)の「歴代美術集」がセットになった豪華版。デジタルデラックス版には同内容がデータとして付属する。またいずれの初回特典にも、メインビジュアルと主題歌が使われたPS4テーマが付属する。

 『新サクラ大戦』は、太正二十九年の帝都・東京を舞台にした新主人公・神山誠十郎が率いる「新・帝国華撃団」の活躍を描くシリーズ14年ぶりの待望の新作だ。

 メインキャラクターデザインには漫画『BLEACH』の作者として知られる久保帯人先生を起用。またストーリー構成には、ゲーム・TVアニメ・映画とメディアの枠を超えて活躍するイシイジロウ氏を迎えられている。また引き続き、これまでのシリーズで多数の楽曲を提供してきた田中公平氏が音楽を手がけている。

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(画像はYouTube「『サクラ大戦 帝劇宣伝部通信』第2回(7/25)」より)
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(画像はYouTube「『サクラ大戦 帝劇宣伝部通信』第2回(7/25)」より)

 これまでの『サクラ大戦』シリーズといえば、ヒロインと絆を育んでいくアドベンチャーパートと、戦略シミュレーションで構成されるバトルシーンが特徴だ。本作でもアドベンチャーパートは、「LIPS」と呼ばれる時間制限が選択肢システムが踏襲されている。

 しかし、生放送では、本作で大きく変化したバトルパートが披露された。従来の戦略シミュレーションではなく、「ドラマティック3Dアクション」と銘打たれたものに刷新している。プレイヤーは機体を操作して、攻撃、ダッシュ、ジャンプ、ステップ、壁走りといったアクションを行い、敵をなぎ倒していく。

 敵の攻撃のタイミングに合わせてステップすることで、「ジャスト回避」が発生し、敵を一刀両断することができる。また敵を倒したり、アイテムから霊力を入手して溜めることによって「必殺攻撃」を使うことが可能。特別な条件を満たすと他の隊員と合体攻撃を繰り出すこともできる。

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(画像はYouTube「『サクラ大戦 帝劇宣伝部通信』第2回(7/25)」より)
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(画像はYouTube「『サクラ大戦 帝劇宣伝部通信』第2回(7/25)」より)

 生放送番組には、『龍が如く』シリーズで御馴染みの名越稔洋氏が登場。本作の制作を後押ししたこと、バトルシートの機体の重量感などをこだわったという。

 またゲーム中に登場する華撃団のひとつである、上海華撃団・五神龍(ウーシェンロン)のビジュアルとキャストが公開。上海華撃団の隊長を務める若き青年ヤン・シャオロン、キャラクターボイスは梅原裕一郎さんが、また陽気で活発な少女隊員のホワン・ユイ、キャラクターボイスは上坂すみれが務めることが発表。上海華撃団・五神龍キャラクターデザインには堀口悠紀子氏が起用されていることが明らかになった。

 いよいよ発売日が決定し、全貌は明らかになってきた『新サクラ大戦』。名越氏によるとスクラップ&ビルドを繰り返し、一度は公開する情報を遅くしたほどクオリティにはこだわり抜いているとのこと。また、この14年ぶりとなる新作を一足先に楽しめる「世界最速体験会」が8月31日に東京・浅草花やしきで開催されることも決定。詳しくは公式サイトをチェックして欲しい。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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