グランゼーラは現在開発中のシューティングゲーム『R-TYPE FINAL 2』の第2弾クラウドファンディングを10月1日22時よりスタートすると発表した。開催期間は11月1日22時までの1ヶ月間。3300円以上の支援でダウンロード版など、6月に行われたKickstarterキャンペーンと同等の報酬が用意されている。また今回はKickstarterではなく公式サイトで実施され、決済方法はPaypalのみとなっている。
6月に実施したR-TYPE FINAL 2のクラウドファンディングに多くのご支援を頂き誠にありがとうございました!募集期間が短かったため、終了後多くのご意見をいただきました。10/1~31までの間、公式サイトにて追加支援の募集をさせてていただきます。詳細https://t.co/FR6nlrlqbH #rtype #rtypefinal2
— R-TYPE FINAL 2(アールタイプ ファイナル2公式) (@rtypefinal2_jp) September 30, 2019
グランゼーラは6月に行われたKickstarterキャンペーンが1週間と短く、告知も十分でなかったために支援したくともキャンペーン自体が終わっていたというファンの声を受けたと説明している。クラウドファンディングの告知ページではこれまでの資金調達の結果も公表されており、8477人の支援者から1億円以上の支援を受けたことが明かされた。
第2弾クラウドファンディングではこれまでのストレッチゴールも継続して設置。次回のストレッチゴールは、100万ドル(約1億1000万円)に到達すれば『R-TYPE LEO』から1ステージを追加するというものだ。ストレッチゴールは上記のものを含めて200万ドルまで残り5つが用意されている。
『R-TYPE FINAL 2』は2019年4月1日のエイプリルフールに突如発表され、6月に最初のKickstarterキャンペーンが始まった。2003年に発売された前作『R-TYPE FINAL』から数えても、実に16年ぶりの新作となる。「今だから作れる『R-TYPE』を!」という目標を掲げ、『R-TYPE FINAL』の持つ操作感、爽快感を強化し、16:9の画面に最適化した遊びごたえのあるゲームを目指す。
ストレッチゴール達成により『R-TYPE III』、『R-TYPE DELTA』、『R-TYPE FINAL』から1ステージずつ追加されており、シリーズおなじみの機体も登場するなど、『R-TYPE FINAL』シリーズらしい集大成的なゲームとなりそうだ。
9月30日に公開された最新のニュースでは、現在ゲームが『R-TYPE』の基本システムをすべて搭載し、10月からは『R-TYPE FINAL 2』からの新機能の実装と実際にゲームに搭載するステージや敵を追加するフェーズへと移るという。
上記のデモビデオは東京ゲームショウ2019で展示された基本機能を実装したバージョンだ。2020年12月の正式リリースを前に、2020年4月に支援者向けの先行体験版を、6月には一般向けデモを公開する予定となっている。
Kickstarterキャンペーンとしてはあまり類を見ない1週間のみのキャンペーンを見逃してしまったというファンは少なくないだろう。支援への報酬もファンなら是非ほしいというものが多く、第二次クラウドファンディングの声は多く届いていたようだ。今回の資金調達は10月1日22時より1ヶ月間行われる。前回涙をのんだというファンは忘れずに支援してほしい。
ライター/古嶋誉幸