tinyBuild Gamesは、Lazy Bear Gamesが開発する墓場運営シム『Graveyard Keeper』のDLC「Graveyard Keeper – Stranger Sins」を10月29日に発売すると発表した。
価格は未定。PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch、PC(Steam)でリリースされる予定だ。スマートフォン版についてはまだ発表されていない。Q&Aによれば、DLCにはサウンドトラックも付属するようだ。
ダークな『牧場物語』とも表現される『Graveyard Keeper』は、異世界に転生したある男として墓場を経営するシミュレーションゲームだ。プレイヤーは死体を埋葬するだけでなく、死体から様々なアイテムを取り出したり、農耕をしたり、釣りや住人の持ち込むクエストをこなすことになる。
DLC『Stranger Sins』では最大8時間分のゲームプレイが追加される。ゲームをクリアするようなベテランプレイヤーであれば5時間ほどになるという。大きな追加要素としては、新たに酒場の経営が可能になるという点が挙げられる。トレイラーでは経験豊富なバーテンダー死体をよみがえらせ、酒場を建設しているシーンが確認可能。新たに数十のクエストが追加され、「ねずみレース」や「オンステージ・イベント」といったイベントも企画できるようになる。
ストーリーもさらに拡張され、お供のしゃれこうべ「ジェリー」の完全覚醒を手伝うほか、ゲームの世界観とプレイヤーの役割を明かす200年前の出来事が描かれるという。村のそばにあった古代文明の遺跡にまつわる謎が明かされることになる。これまで音声が無かった木こりに養蜂家、コーリィとトレス兄弟をはじめとするNPCたちに音声と人柄が追加されるなど、オリジナルゲームの部分にも追加・修正が行われる。
DLCのリリースは「これが最後ではない」と述べられており、今後もこの世界の謎や新たな物語が追加されるようだ。まだまだ謎の多い世界だけに、これからどのような物語が展開していくのか。墓場を経営しながら『Stranger Sins』のリリースを待って欲しい。
ライター/古嶋誉幸