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iOS版『Layers of Fear』が配信開始。狂気に侵された画家が洋館を彷徨う幻想的なホラーアドベンチャーゲームの名作が、DLCも同梱されてお手軽サイズに

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 DMM GAMESは、ホラーアドベンチャーゲーム『Layers of Fear』iOS版を配信したと発表した。価格は980円。PC版ではDLCとして販売していた『Layers of Fear:Inheritance』が同梱されている。

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 2016年に発売された『Layers of Fear』は、ポーランドの開発スタジオBloober Teamが手掛けた一人称視点のホラーアドベンチャーゲーム。ゲーム内でプレイヤーは強迫観念に襲われた画家を操作し、自身が住んでいる洋館を彷徨いながら、狂気の正体は何か、洋館で何が起こっていたのかを突き止めていく。

 画家とは異なる視点から描いた『Layers of Fear:Inheritance』では、異なる切り口によって物語の真相が明らかになるので、DLCを含めて最後までプレイすることを推奨したい。

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 本作は、配信が停止された小島秀夫監督の『P.T.』に続くゲーム性で注目を浴びた。いわゆるウォーキングシミューレーターに位置づけられる作品でもあるが、絵画をテーマにした幻想的で目まぐるしいホラー演出が評価され、一人称視点ホラーゲームに飢えていたプレイヤーにささり、スマッシュヒットを記録している。

 なお続編『Layers of Fear 2』が今年5月に発売されたばかりであり、こちらは豪華客船が舞台となり映画撮影にまつわる狂気を描く。前作とは直接的な繋がりはないので、それぞれ個別にプレイしても大丈夫だ。同作もiOSでリリースされ手軽に遊べることに期待したい。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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