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スクウェア・エニックスがHDコンソール向けに“新規IP”を開発中。「次世代のアクションゲーム体験」を実現へ、求人情報から判明

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 『FINAL FANTASY VII REMAKE』『KINGDOM HEARTS III』『ロマンシングサガ リユニバース』などを手掛けるスクウェア・エニックスの第一開発事業本部の求人情報から、HDコンソール向けの新規IPタイトルを開発中であることが明らかになった。

 これは未発表タイトルであり、「世界各地のクリエイターが集まる国際的なチームで、既存のアクションゲームの枠から一歩踏み出した「次世代のアクションゲーム体験」の実現を目指し、全スタッフ一丸となり鋭意開発を進めています。」として、アクションゲームであることが明かされている。

 また開発陣にはAAAクラスの開発経験をもった世界中のクリエイターが集まっていとして、大作であることが伺える。

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(画像はスクウェア・エニックス 第一開発事業本部より)

 新規IPとは、従来の知的財産(Intellectual Property)を使用せずに制作された「完全新規の」タイトルという意味で用いられる言葉だ。『ファイナルファンタジー』シリーズでもなければ、『KINGDOM HEARTS』シリーズでもない、完全に新規タイトルを指す。

 第一開発事業本部は、『ファイナルファンタジー』シリーズを長らく携わっている北瀬佳範氏が事業本部長を務めている。開発タイトルからも旧スクウェア的な風土が強い開発チームであり、スクウェアのアクションゲームといえば多様な作品を思い出してしまうが、本作もそういった精神性を受け継いでいるかもしれない。

 求人情報では、ゲーム開発に携わるゲームシステムデザイナー、コンセプトアーティスト、アニメーター、制作進行としてプロデューサー、コンポーザー、品質管理まで多岐に渡る募集をしている。我こそはと思う人は、第一開発事業本部を訪ねてみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
スクウェア・エニックスがHDコンソール向けに“新規IP”を開発中。「次世代のアクションゲーム体験」を実現へ、求人情報から判明_002
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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