『塊魂』の高橋慶太氏による新作『Wattam』が12月17日に発売決定。さまざまな友達を作りつつ、世界の繋がりを築き直す不思議ゲーム

 『塊魂』『のびのびBOY』のクリエイターとして知られる高橋慶太氏による新作『Wattam』の発売日が決定した。PS4版は12月17日、PC版(Epic Games Store)は12月18日。価格はPS4版は未発表、PC版は税込み1780円となっている。なお、PS4版は国内向けにはまだ正式に発表されておらず、今回発表されたリリース日時は海外版のものとなる。

 『Wattam』の主人公は、記憶を失い暗い世界でひとりぼっちになったメイヤー(町長)だ。メイヤーが何もない世界にぽつんとある小石を拾いあげると、その小石は言葉を投げかけてきて、すぐにメイヤーと友達になった。こうしてメイヤーによる姿や言葉を超えた再生の物語がゲーム内では描かれていく。

 本作の特徴は、友達同士の相互反応で登場するキャラクターの姿がどんどん変化していくことだ。どんぐりの友達は大樹の友達になったり、果物の友達は口の友達に食べられるとうんちの友達になる。友達同士ではしゃいでいたら、太陽の友達が帰ってきて世界に明かりがもたされる。

 明るくなったことによって失われる友達がいるかもしれないが、そんな失われた友達からは新しい友達が現れてくるだろう。こうして世界が循環することによって、どんどん友達は増えていき、賑やかな世界になってくる。

(画面はYouTube「Wattam – Gameplay Trailer | PS4」より)
(画面はYouTube「Wattam – Gameplay Trailer | PS4」より)
(画面はYouTube「Wattam – Gameplay Trailer | PS4」より)
(画面はYouTube「Wattam – Gameplay Trailer | PS4」より)

 プレイヤーはいろいろなキャラクターを切り替えながら操作し、友達同士の相互反応に干渉していく。ほかのさまざまな友達は自律して遊んでいるので、泣いたり、転がったり、手を繋いで遊んだり、一緒に協力してゲームが指定する目標を達成したりすることもできる。

 本作は可愛らしくユーモラスなグラフィックが特徴だが、音楽はインタラクティブミュージックが採用されており、それぞれの場所やキャラクターに独自の音楽があり、繋がりを生まれると音や楽器が混ざり合っていくという。

 プレイヤー同士の協力プレイでは画面分割にも対応しており、現実の友達と遊ぶことも可能だ。高橋慶太氏らしい唯一無二のユニークで不思議なゲームとなっていそうだ。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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