発売中の『Minecraft: PlayStation 4 Edition』が、現地時間12月10日に配信予定の最新アップデート1.14「Buzzy Bees」によって、「Bedrock Edition」に統合されることが明らかになった。このアップデートにより、iOS、Android、Windows 10、Xbox One、Nintendo Switch、Gear VR、Fire TVでリリースされているバージョンとのクロスプレイが可能となる予定だ。
『Minecraft』は2009年、「Notch」ことマルクス・ペルソンが設立した会社「Mojang」よりアルファ版がリリースされたサンドボックスゲームだ。当初はそれぞれのプラットフォームごとでしかマルチプレイできなかったが、2017年9月20日に公開されたアップデート「Better Together Update」によって、Windows 10、Xbox One、iOS、Android、Gear VRがクロスプラットフォームに対応する「Bedrock Edition」に統合されることとなった。
2018年に発売されたNintendo Switch版に関しても「Bedrock Edition」が採用されていたが、『Minecraft: PlayStation 4 Edition』のみは今日までずっと独自路線を継続していたため、今回のアップデートでようやく実質的な「鎖国」が解除された形だ。
新しいアップデートは現地時間12月10日以降に『Minecraft: PlayStation 4 Edition』を起動した際に適用される。クロスプラットフォームを楽しむためには他機種の『Minecraft』もアップデート1.14を適用している必要があるので注意。現行のワールドデータを「Bedrock Edition」にそのまま移行できるかについては不明だが、新しいデータをクロスプレイで開拓していくのも面白い試みかもしれない。
ライター/ヨシムネ