「The Game Awards」を主催するジェフ・ケイリー氏は、インターネットを通じて参加できるオンラインイベント「The Game Festival」を発表した。
「The Game Awards 2019」が開催されてから48時間に限り、Steamを介して13作の新作ゲームのデモ版を世界中でプレイできるようになる。「The Game Awards 2019」は、日本時間12月13日午前10時30分からスタート予定。Steamでもすでに特設ページが開設されており、リマインダー設定も可能だ。
特に注目のタイトルは、先日Nintendo Switchでもリリースが決定し話題となった『Skatebird』と、日本ではNintendo Switchで2020年に発売予定の注目作『Eastward』の2本だろう。
Today I'm introducing a brand new aspect of #TheGameAwards It's called #TheGameFestival, and tomorrow for 48 hours, you'll get to play 12 new game demos for the first time on @Steam. More details: https://t.co/k4n3guyJxc
— Geoff Keighley (@geoffkeighley) December 11, 2019
■プレイできる体験版リスト
・『System Shock』 (Nightdive Studios)
・『Eastward』 (Pixpil/Chucklefish)
・『Spiritfarer』 (Thunder Lotus)
・『Moving Out』 (SMG Studio/Devm Games/Team17)
・『Röki』 (Polygon Treehouse/United Label)
・『Chicory』 (Greg Lobanov)
・『Wooden Nickel』 (Brain&Brain)
・『Haven』 (The Game Bakers)
・『Heavenly Bodies』 (2pt Interactive)
・『Acid Knife』 (Powerhoof)
・『The Drifter』 (Powerhoof)
・『CARRION』 (Phobia/Devolver)
・『SkateBIRD』 (Glass Bottom Games)
『Skatebird』は小鳥が主役のスケートボードゲームで、机の上に日用品で作られたスケートパークをかわいい小鳥が華麗なトリックを決めていく。小鳥らしく羽ばたきを駆使し、人間にはできないような高難度トリックを決めることもできる。
飼い主が忙しくなったために孤独になった小鳥が仲間を集めながら、最終的には人生のどん詰まりに向かっていく飼い主を助けるというしっかりとしたストーリーがあるのも特徴だ。
『Eastward』は地下で暮らす炭鉱夫が謎の施設で少女と出会ったことから始まるアクションゲーム。『ゼルダの伝説』や『Mother』シリーズ、1990年代の日本のアニメーションに影響を受けており、懐かしい2Dグラフィックが特徴だ。
ダンジョンでは炭鉱夫と少女を切り替えながらモンスターと戦い謎を解く。旅先では風変わりなキャラクターたちと出会うことになり、サムの過去や世界の秘密を巡る旅を盛り上げる。
このほか、現在リメイク版の開発が進められている『System Shock』にはじまり、友達と一緒に引っ越し業務にいそしむコメディタッチのアクションゲーム『Moving Out』、スカンジナビアの民間伝承をベースにしたアドベンチャーゲーム『Röki』、色を失った世界で魔法の絵筆を振るう犬が主役のアクションゲーム『Chicory』、モンスターとなって自分を捕獲しようとした人類に復讐するダークなアクションゲーム『CARRION』など多数の作品が並んでおり、48時間があっという間に過ぎてしまいそうである。
現在The Game Awards 2019は日本時間12月13日午前10時30分より開始予定だ。The Game Festivalは13日午前10時30分から48時間限定で遊べるので、プレイしたいゲームがある方は忘れずにSteamの特設ページをチェックして欲しい。
ライター/古嶋誉幸