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喫茶店アドベンチャーゲーム『コーヒートーク』発売開始。エルフやオークなどの異種族に1杯のあたたかいコーヒーを、『VA-11 Hall-A』から影響受けた新作

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 Chorus Worldwideは、日本語版『コーヒートーク』の発売を開始した。本作は別世界のシアトルにあるエルフやオークなど様々な異種族が訪れる喫茶店で、彼らにコーヒーを提供するアドベンチャーゲームだ。

 プラットフォームはPS4、Nintendo Switch、Xbox One、Steam。価格はそれぞれ税別で、PS4、Nintendo Switchのパッケージ版が3980円、PS4、Nintendo Switch、Xbox Oneのダウンロード版が1600円、Steam版が1320円となる。

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(画像はMy Nintendo Store『コーヒートーク』より)
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(画像はMy Nintendo Store『コーヒートーク』より)

 本作『コーヒートーク』を開発したのはインドネシアに拠点を置くインディースタジオのToge Productions。友人ふたりでFlashゲームの開発を始め、現在はWebゲームやモバイルゲームなどを中心に開発している。『コーヒートーク』はSukeban Gamesのアドベンチャーゲーム『VA-11 Hall-A』に触発されて制作がスタート。プレイヤーが店員側となり、訪れる客と交流するコンセプトが共通している。

 別世界にあるシアトルの喫茶店「コーヒートーク」には、エルフ、オーク、人魚、サキュバス、エイリアンなど様々な種族が訪れる。プレイヤーはここで喫茶店マスターとなって温かい飲み物を提供して、彼らの言葉に耳を傾けるのが目的だ。ゲームのストーリー的な分岐は、顧客にどのようにサービスを提供するかで決まる。カフェにはローファイサウンドが鳴り響き、ピクセルアートは90年代のアニメから影響を受けたという。

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(画像はMy Nintendo Store『コーヒートーク』より)
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(画像はMy Nintendo Store『コーヒートーク』より)

 なお、本作はダウンロード版がパッケージ版に比べて値段が安価だが、PS4、Nintendo Switchのパッケージ版の初回限定特典では、CD2枚組みのオリジナルサウンドトラックが付属する。またAmazonでは、スマートフォン、PCなどでもサントラが聴ける「オリジナルサウンドトラック SONOCAカード」が付属。またヨドバシカメラおよび、古本市場の店舗特典では、オリジナルコースターが付属する。

 ゲームが好きになったらこういったグッズは欲しくなるので、安価なダウンロード版を購入する前に、まずは一考してみてはいかがだろうか。各種取り扱いストアは公式サイトから確認してほしい。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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