ベセスダ・ソフトワークスは、マルチプレイRPG『Fallout 76』のNPCを追加する無料大型拡張「Wastelanders」を北米時間4月7日にリリースすることを発表した。また、これまでのプラットフォームだったPlayStation 4、Xbox One、Bethesda.netに加え、Steamでも『Falout 76』が同日リリースされることが明らかにされている。
Bethesda.netとSteamの『Fallout 76』でゲーム内通貨「Atoms」や月額課金プラン「Fallout 1st」は共有されないが、アトミックショップで購入したアイテムは共有されるという。
「Wastelanders」リリースに合わせ、「Raider Content Bundle」と「Settler Content Bundle」のふたつのコンテンツバンドルがリリースされる。こちらの価格は未発表だ。また、Twitch Prime購読者は現地時間4月9日まで「TWITCH PRIME REWARDS WINTER BUNDLE」が無料で配布される。
この「Wastelanders」アップデートで、縄張りを取り戻そうとするレイダーと、彼らと比較すると友好的な入植者という、ふたつの派閥に所属するNPCがアパラチアに追加される。それぞれが「ファウンデーション」と「クレーター」と呼ばれる拠点を持ち、独自の目的を持って活動しているという。
彼らとの関係は新たに導入される評判システムで変化。評判は彼らの敵を倒したり、クエストを完了することで上昇する。評判は7段階に分かれ、敵対や警戒状態から中立、友好的、そして味方へと変化していく。
このほか、Vault 76を離れた時点から始まる新たなメインクエストライン、ロケーション、敵、武器も追加される。
2019年にリリース予定だったが延期された「Wastelanders」アップデートが4月についにリリースされる。NPCがいない『Fallout』ということでプレイを控えていたファンも、このアップデートを機にアパラチアに旅立つのはいかがだろうか。
ライター/古嶋誉幸