イザナギゲームズは2月6日(木)、新作実写ゲーム『Death Come True』の制作発表会を東京・新宿バルト9で行い、新たなティザー映像をはじめ、発売時期や価格、主題歌などについての情報を発表した。
発表会にはプロデューサーの梅田慎介氏、シナリオ・ゲームディレクターの小高和剛氏、映像監督の安藤隼人氏が登壇。また、本郷奏多さん、栗山千明さん、森崎ウィンさん、梶裕貴さん、山本千尋さんらキャスト陣も登壇し、まるで映画の制作発表会のような雰囲気に包まれていた。
新たなティザー映像では、主人公「カラキマコト」の選択によってゲームオーバーを迎える様子が描かれ、これまでよりも実写ゲームとしての印象を強く感じられる映像となっていた。
映像を見てからの感想では、本郷さんが第1声で「面白そうでしたね」と発言し、会場の笑いを誘っていた。また、森崎さんは当時を振り返って、選択によって展開の変わるストーリーの台本について、”選択によってページ数を飛ばして演技しなければならない”撮影現場での苦労を語っていた。
また、発表会の後半で行われた発表では、英・仏・伊・独・西など10言語での字幕対応をはじめ、撮影風景を公開するInstagramアカウントを新たに開設したことが発表された。2日に1回、撮影風景が明かされていくという。
発売時期については2020年6月を予定しており、価格は全機種で一律1900円を予定していることも明かされ、キャスト陣からも驚きの声。価格設定の理由について梅田氏は「ゲームファンだけでなく、映画ファンにも映画のような感覚で楽しんでほしい」として、映画作品と同じ値段にしたと説明している。
これを受けて、小高氏は、本作が”薄利多売”であるとして「全部(全機種)で買ってください」と念を押し、梅田氏に突っ込まれる一幕もあった。
さらに、主題歌はテレビドラマ『あなたのことはそれほど』の主題歌「CQCQ」で知られる、新進気鋭の覆面ロックバンド「神様、僕は気づいてしまった」が担当することが発表された。
最後に、会場には来られなかった「ミノウケンイチ」役の佐藤二朗さんからのビデオメッセージも公開。自身を”生粋のアナロガー”だとしながらも、新しい試みに興味を寄せ、普通のことをしゃべっているのに、なぜか笑ってしまう佐藤さんらしい映像となっていた。ぜひ、制作発表会のアーカイブ映像で実際に確認してみてほしい。
ライター/ヨシムネ