スクウェア・エニックスは4月10日に発売を予定しているPS4向けソフト『FINAL FANTASY VII REMAKE』の新要素とビジュアルを公開した。
本作はオリジナル版『FINAL FANTASY VII』の主要スタッフが再集結。新しく公開されたキービジュアルでは、ミッドガルのハイウェイを舞台に、メインキャラクターのクラウド、エアリス、バレット、ティファ、レッドXIIIたちの姿が描かれている。
また一部のボイスキャストが公開され、レッドXIIIは声優の山口勝平さんが、神羅カンパニーの科学者である宝条は声優の千葉繁さんが演じることが明らかとなった。
レッドXIIIは宝条に研究サンプルとして囚われており、この二人と出会うのはそう時期は違わないはずだ。人の言葉を操る獣・レッドXIIIとは何者なのか、そして狂気の天才科学者・宝条はどのような企みを抱いているのか、それは本編で確かめてみよう。
バトル要素ではティファの格闘攻撃の詳細が判明。オリジナル版を準拠としつつも、リメイク版ならではの仕組みに変更されている。△ボタンで「秘技」を放つ。
さらに強打→爆裂拳→掌打ラッシュと3段階強化可能で、「たたかう」のコンボ数も増えていく。「正拳突き」、「かかと落とし」も健在で、最新グラフィックで蘇ったティファの戦う勇姿が拝めそうだ。
また武器は移動中やバトル中でも見た目に反映されることが判明。さらに新マテリアとして「かいひぎり」マテリアがあり、回避後に攻撃が範囲攻撃になる効果を持つ。クラウドだけではなく、どのキャラクターでも使用できるという。
本作はメインストーリーだけではなく、サブクエストの要素があり、ミッドガルの人々からクラウドは「なんでも屋」として、様々な依頼を受けることができる。なんでも屋のクエストは、メニュー一覧から見ることができ、モンスターの討伐以来や、迷子の猫探しなど様々なものがあり、クリアすると報酬がもらうことができる。
その中でも、七番街スラムにいる神羅の研修生チャドリーから受けられる「バトルレポート」クエストでは、戦闘中に「みやぶる」や特定条件を満たすことによって、達成されるクエスト。チャドリーは新種のマテリアを研究しているので、ミッションをこなすことで新しいマテリアを開発・販売してくれる。
召喚獣では、コチョボ、カーバンクル、サボテンダーのビジュアルが公開。サボテンダーがいつもの通りだが、コチョボとカーバンクルのビジュアルは大きく刷新。コチョボは大きく髪の毛が逆立っており、チョコボの小さいときというよりも、写実的なヒヨコに寄せている。また、これまでカーバンクルは猫と兎を足したようなビジュアルが多かったが、今回は猫寄り、しかも写実的な猫寄りとなっている。
昨今、映画『名探偵ピカチュウ』でピカチュウや、『ソニック・ザ・ムービー』のソニック・ザ・ヘッジホッグなどが毛並み豊かにCGで表現されていたのが記憶に新しいが、本作のコチョボ、カーバンクルも昨今流行している生物的なデザインを取り入れたといえそうだ。ただし現実の生物的な面影を大きく残しており、映画『キャッツ』を彷彿とさせるキモ可愛いといえるデザインとなっている。
なお、コチョボはセブンネットショッピング購入特典、カーバンクルはPS Store早期購入特典、サボテンダーはスクウェア・エニックス e-STORE購入特典となっているが、いずれも後日有料で頒布される可能性があるとのこと。
いずれは全て手に入る可能性はあるが、発売と同時にこれらの召喚獣を入手したい人は、いずれかの店舗の購入を検討してみよう。
ライター/福山幸司