「ハル研究所」が歴史を振り返る40周年特設サイトで記念イラストを公開。Twitterキャンペーン、『カービィハンターズ』のプレゼント配布、トヨタ開発の医療用ロボットへの開発参加情報など公開

 ハル研究所は、2020年2月21日(金)で40周年を迎えたことを記念し、公式Twitterアカウントでは初となるフォロー&リツイートキャンペーンを開催することを発表した。また、今回の発表に合わせて、10名のクリエイターによる記念イラストおよび制作過程動画が公開された。

 フォロー&リツイートキャンペーンでは、公式Twitterアカウントをフォローし、上記のツイートをRTすると、抽選で10名に「40周年記念特製クリアファイル」がプレゼントされるので、興味があればぜひ応募してみてほしい。期間は3月10日(火)まで。当選者にはTwitterのダイレクトメッセージで連絡が届く予定だ。

 デザインは歴代の会社ロゴマークを並べた40周年記念ロゴがあしらわれたものと、現在のロゴである「犬たまごマーク」が大きくデザインされたもので2種類ある。どちらにも40周年記念キャンペーンのコンセプトである「SINCE 1980」が記され、特別な一品に仕上がっている。

(C) HAL Laboratory, Inc.

 加えて、Nintendo Switch向けに無料配信中の『スーパーカービィハンターズ』で使える「あいことば」も配布されている。ゲーム内通貨の「ジェムリンゴ」8個などのアイテムがもらえるので、同作を遊んでいる方は入力してみるとよいだろう。

 『星のカービィ』シリーズなどの作品で知られるハル研究所は、PCが”夢の機械”であった当時に日本初のパソコンショップへ集まり、オリジナルのゲームやハードウェアを作って楽しんでいた”若者”たちを開発メンバーに迎えて1980年に設立された。

(C) HAL Laboratory, Inc.

 この”若者”の中には、後に同社の代表取締役社長や、任天堂の代表取締役社長を歴任する岩田聡氏も含まれている。

 設立後しばらくは、日本電気(NEC)のPC-8001をはじめとするパソコン用のソフトやハードを販売していたが、1992年に和議(現在の民事再生法)を申請。当時の開発における中心人物だった岩田氏が社長となり、立て直しを図ることとなった。

 以降は任天堂の協力のもと『星のカービィ』(1992)、『MOTHER2 ギーグの逆襲』(1994)などのヒット作品をかさね、1999年に和議で背負った債務を完済している。

 現在でも使用されている会社のシンボル「犬たまごマーク」は、1997年に糸井重里氏によってデザインされた。このマークは、ハル研究所のものづくりにおけるポリシーや考え方が表現されているマークとして、さまざまな製品で発見できる。

(C) HAL Laboratory, Inc.

 和議による債務を完済した1999年にはニンテンドウ64用ソフト『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』を発売。2000年には任天堂との合同出資で『星のカービィ』シリーズの著作権管理会社であるワープスターを設立した。

 2001年から2003年の約3年間には、アニメ版『星のカービィ』が中部日本放送(CBC)によって制作され、アメリカ、南米、ヨーロッパ、アジアなど、海外でも放映された。

 その後は、『星のカービィ Wii』(2011)などのシリーズ作品を発売しつつ、『立体ピクロス』(2009)、『ハコボーイ!』(2015)など、新規のオリジナル作品が複数発売された。

 2017年以降は「星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート」や「カービィカフェ」など、イベントやグッズの展開にも力を入れている。

 また、往年の名パソコンを手のひらサイズで再現する復刻企画「パソコンミニシリーズ」や、スマートデバイス向けの新しいブランド「HAL Egg」など、40周年を迎えた今日まで魅力的なコンテンツを生み出しつづけている。

 そんなハル研究所だが、今回の40周年記念キャンペーンの発表と同日、トヨタ自動車が開発・販売するリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォークWW-2000」の開発に参加したことを発表している。

 「ウェルウォークWW-2000」は、脳卒中などの疾患によって、足が動きにくくなる下肢麻痺を抱える人たちのリハビリの支援を目的に作られている。

 本製品には、藤田医科大学で客員教授を務めるサイトウ・アキヒロ氏が提唱する、分かりやすくて、やりこみたくなる「ゲームニクス理論」を応用。ハル研究所は、ゲームのように説明書なしで操作方法を理解でき、直感的に操作可能なインターフェースやデザイン・音響制作を担当している。

 「ウェルウォーク WW-2000」の操作パネルにおいては、「押せそう」と思える部分がきちんとボタンとして機能するほか、自分の操作で何が起きたのかが分かるアニメーション機能が搭載される。また、操作のイメージに合う効果音やサウンドを使って、注意を促しつつも福祉の現場環境になじむような音が流れるという。

 本製品のさらなる詳細については、トヨタ自動車のニュースリリースをチェックしてみてほしい。ゲームの持つ利点を他分野でも活用しようとするハル研究所の挑戦の成功と、これからのますますの発展を祈りたい。

ライター/ヨシムネ

ライター
ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
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