興行通信社は8月3日、日本国内で公開された映画の「歴代興収ベスト100」ページを更新し、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の興行収入が176.4億円を記録し、国内の歴代記録10位にランクインしたと伝えた。
ベスト10の記録更新は2022年公開の『ONE PIECE FILM RED』以来で、唯一の実写映画であった『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を上回っての記録更新となっている。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、吾峠呼世晴氏が集英社「週刊少年ジャンプ」で連載していたマンガを原作に、ufotableが制作を手がける劇場アニメ。三部作として制作されており、のちに続編ふたつの公開も控えている。
今作は2019年から展開されてきたテレビアニメシリーズの延長線上にあり、鬼に変わった妹を人間に戻す手立てを求める少年「竈門炭治郎(かまど・たんじろう)」ら“鬼殺隊”と鬼による最終決戦のはじまりが描かれる。

7月18日の公開後、今作は公開3日間で55.2億円の興行収入を記録。2020年に公開され、407.5億円で歴代成績1位の記録を更新した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』すらも超えるペースでオープニング成績、初日成績、単日成績の3つを再び塗り替えたという。
加えて、公開10日間では興行収入128.7億円を記録。公開8日間の時点ですでに100億円を突破しており、史上最速のペースを維持し続けている。