プラチナゲームズは2月27日(木)深夜0時、同社の新たな4つの挑戦が公開される特設ページ「Platinum4」を更新し、神谷英樹氏による完全新作タイトル『プロジェクト G.G.』を発表した。
『プロジェクト G.G.』は、『ベヨネッタ』や『The Wonderful 101』などの作品で知られる、神谷英樹氏によるプラチナゲームズ初の自社IP作品だ。
皆さん、ようやく「プロジェクト G.G.」を発表することができました…
— 無職 神谷英樹 Unemployed Hideki Kamiya (@HidekiKamiya_X) February 26, 2020
僕にとって「ザ ・ワンダフル101」以来の約7年ぶりとなる監督作ですが、それ以上に、プラチナゲームズにとって初となる「自社作品」です…
自社作品製作は会社設立以来の我々の悲願でした…必ずいいものに仕上げます…お楽しみに…
プラチナゲームズはこれまで『ベヨネッタ』、『NieR:Automata』、『アストラルチェイン』などの作品で開発に携わり、高い評価を得ているが、どの作品も同社の権利物ではない状態が続いていた。
神谷氏はしばしば、自身の作った作品を”自分の子ども”として例え、その苦労とはかり知れない愛着を語っている。しかし、開発会社(ディベロッパー)であるプラチナゲームズは、これまでの作品に寄せられたファンからの要望を叶える権限は持っていなかった。
初の“純粋な”自社IP作品である『プロジェクト G.G.』は、作品のすべてをフルコントロールして世に送り出せる。一方、自社販売は販売元(パブリッシャー)として、新たな責任やリスクをともなうことになる。
「しかし、だからこそ、我々はこれまで以上にゲーム作りに真剣に向き合うことができる」と神谷氏は声明文で語っている。また、スタートラインに立ったばかりの『プロジェクト G.G.』のゴールへ続く道のりを、共に歩きたいと願う新たなスタッフを歓迎する言葉もつづられており、制作スタッフを募集していることも示された。
ライター/ヨシムネ