カプコンは、『BIOHAZARD RE:3』の体験版を現地時間3月19日昼に配信すると英語圏向けに発表した。プラットフォームはPS4、Xbox One、Steam。また同作に収録されている『BIOHAZARD RESISTANCE』のオープンベータ版を現地時間3月27日に開始するとも伝えている。これにあわせて、新たなトレーラーが公開されている。
【更新 2020/3/17】 日本国内でも体験版が3月19日、オープンペータが3月27日より開始されることがアナウンスされた。なお、PC版のみ体験版の配信が1日遅れの3月20日となっている。
『BIOHAZARD RE:3』は、1999年に発売された『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイク版。特殊部隊S.T.A.R.S.の生き残りであるジル・バレンタインが、パンデミックによってゾンビが跋扈したラクーンシティから脱出を目指すが、行く手にはゾンビだけではなく謎の生物兵器「追跡者」の魔の手が迫っていた。従来の屋内だけではなく野外のラクーンシティをフォーカスを当て、さらにジルをしつように追い掛け回す「追跡者」とい新クリーチャーの恐怖を演出した意欲作だ。
今回、発表された『BIOHAZARD RE:3』の体験版は、現地時間3月19日に配信が予定されているが、どこまでプレイできるのか詳細は不明となっている。なお、前作『BIOHAZARD RE:2』の体験版は、ゲーム序盤が30分までプレイ可能だった「1-Shot Demo」として配信され、話題を呼んだ。『BIOHAZARD RE:3』の体験版に関しては、現在のところこのような時間制限はアナウンスされていない。
また同作に収録されている非対称対戦サバイバルホラー『BIOHAZARD RESISTANCE』のオープンベータテストが現地時間3月27日に開始すると発表されている。プレイヤーは複数の「サバイバー」と、ひとりの「マスターマインド」に分かれて、対戦を繰り広げる。マスターマインド側は、さまざまな場所に設置されたカメラからサバイバーを監視。クリーチャーを解き放ったり、罠をはりめぐらまして、制限時間内にサバイバーの脱出を阻止すれば勝利だ。反対にサバイバーは、監視カメラをハッキングするなど、固有スキルを駆使してステージから脱出すれば勝利となる。
『バイオハザード3 LAST ESCAPE』がどのように生まれ変わっているのか、『BIOHAZARD RESISTANCE』がどのような手触りに仕上がっているのか気になるところだ。ゲーム本編である『BIOHAZARD RE:3』はPS4、Xbox One、Steamで、4月3日発売予定だ。
ライター/福山幸司