クトゥルフ神話をテーマにしたサバイバルホラーゲーム『SIGNALIS』最新映像。『サイレントヒル』や日本アニメから影響を受ける

 開発スタジオ「rose-engine」は、サバイバルホラー『SIGNALIS』のSteamのストアページをオープンし、トレイラーを公開した。発売日は未定となっているが、日本語に対応していることが明らかにされている。

 『SIGNALIS』のストーリーの詳細はまだあまり明らかにされていないが、H.P.ラブクラフトに影響されたコズミック・ホラーをテーマとしており、時代背景は近未来になるという。
 「レプリカ」と呼ばれるアンドロイドが存在しており、プレイヤーはこのレプリカの「エルスター」を操作することになる。凍てついた雪の惑星に不時着したエルスターは、だんだんと自分が悪夢のような体験をしていき、精神が蝕まれていく。

 初代プレイステーションのホラーゲームに影響を受けており、特に心理的な恐怖は『サイレント・ヒル』シリーズを参考にしいているという。ローポリゴンにくわえて、ピクセルアート的なアプローチも組み合わせており、独特の緻密なアートデザインを獲得している。

 ゲームプレイを見ていくと視点は見下ろし型で、敵と戦いつつ弾薬を節約し、パズルを解いて探索していくサバイバルホラーとなる。暗い部屋ではフレアガンなどを使って明かりを照らしたり、銃を発射したときに発するマズルフラッシュなどで、敵の位置を把握することが重要なようだ。暗闇と光の表現には、特にこだわっているとのこと。

 キャラクターは日本のアニメから影響されており、体に密着したインナースーツを着たエルスターは、『攻殻機動隊』の草薙素子を彷彿とさせる。公開されたトレーラーでは、このエルスターの腕がもげるシーンも登場しており、さながら押井守監督のアニメ版『攻殻機動隊』のようだ。

(画像はYouTube「SIGNALIS – Announcement Trailer」より)
(画像はYouTube「SIGNALIS – Announcement Trailer」より)
(画像はYouTube「SIGNALIS – Announcement Trailer」より)
(画像はYouTube「SIGNALIS – Announcement Trailer」より)

 同作を開発するrose-engineはドイツに拠点を置く、プログラム担当とアニメーション担当のふたりからなる小規模のインディースタジオとなっている。もともと数年前からインディーゲームのイベントに出展して評判になっていたが、今回、正式トレーラーがついにお披露目された。発売日は未発表だが、日本語に対応するとのことなので、忘れないうちにウィッシュリストに登録しておこう。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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