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警察官として事件を解決するシミュレーションゲーム『Police Shootout』発表。犯人との交渉だけでなく銃撃する体の部位も重要な選択肢となる

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 ゲームパブリッシャーの「PlayWay S.A.」は、スタジオ「Games Incubator」の開発する警官シミュレーションゲーム『Police Shootout』発表した。発売日や価格は未発表。プラットフォームはPCのみ発表されている。

 『Police Shootout』で、プレイヤーはひとりの警官として現実で起きた事件をベースにしたさまざまな状況を追体験する。公開された映像では、コンビニ強盗が店員を人質に立てこもる現場に突入するシーンや、誘拐犯のものと思しき車を止めて職務質問をするシーンが見られる。

 本作はSWATとして事件現場に突入し、犯人を逮捕し人質を救出するFPS『SWAT4』と似たゲームに見える。しかしトレイラーを見る限り、ゲームは一人称視点ながら要所要所に選択肢が登場するアドベンチャーゲーム色が強い。自由に移動して戦うFPSではなさそうだ。

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(画像はSteam 『Police Shootout』より)

 トレーラーで最初に紹介される現場では、複数の強盗が店員を人質を取ってコンビニに立てこもっている。そんか危機的な状況でも警官はすぐに強盗を射殺することはできない。まず犯人に銃を捨てるように呼びかけ、それでもなお銃口をこちらに向けて攻撃の意思を示したときは、初めて銃撃できるようになる。

 とはいえ、平和的に解決できるのであればそれがもっとも良い。交渉で誰も死傷せずにうまく状況をコントロールすれば、プレイヤーの評価も上がっていく。評価を気にしなければ現場に突撃して問答無用で犯人を射殺することもできるだろうが、それでは警察官として行動する意味は薄い。

 状況が変化すれば本部に報告する必要もある。同僚や犯人、人質が傷つけば本部に救急車を要請しなければならないし、場合によっては交渉のプロであるネゴシエーターを要請することもできる。

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(画像はSteam 『Police Shootout』より)

 交渉が失敗したら、より直接的な手段を用いることになる。射撃システムは『Fallout 3』の「V.A.T.S」のように、頭や胸、腕など各部位を狙い撃つシステムが導入されている。うまく腕や足など急所を外して犯人を無力化できれば、殺してしまうより評価は高いだろう。スローモーションで犯人の銃弾を回避して反撃することもできる。
 トレイラーでは人質に銃を向ける犯人を一瞬で無力化するため、頭を狙い撃っているシーンも確認できる。交渉と同じように、状況によってどこを狙うか選択することが重要だ。

 事件が解決するとプレイヤーの行動に応じて評価が下される。達成した実績に応じて新しいバッジが貰えたり、昇進して新しい銃が支給されたりする。最高の評価を目指して何度もやり直し、よりよい武器や評価を得る楽しみもありそうだ。

 FPSと思って期待するとイメージとは異なりそうだが、選択肢をうまく選んでよりよい状況を作り出すアドベンチャーゲームとして見るとおもしろそうだ。選択肢は文章を選ぶだけでなく、どこを狙い撃つかというものも含まれる。
 ゲームに興味がある方は、『Police Shootout』をウィッシュリストに登録して続報を待って欲しい。

ライター/古嶋誉幸

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

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