Epic Games Storeは、「死神」がテーマのパズルゲーム『Death Coming』の無料配布をスタートした。日本語にも対応したタイトルで、期間は5月15日午前0時までとなっている。
『Death Coming』は、死神の代理人としてさまざまな危険物が配置されたマップで規定数の人間の魂を集めるパズルゲーム。アクションゲームのように町中で鎌を振って魂を集めるのではなく、あくまで狙うのはマップに配置された危険物による事故死である。
死神見習いの最初の仕事は、魂を集める前にマップに配置された危険物を把握することだ。高いところに設置された鉢植え、今にも倒れそうな看板、マンホールのフタ、老朽化した電線。クリックすることでそれらの種類や効果範囲がわかる。これらをタイミング良く起動させ、マップ内を気ままに歩く人々を殺害する。
危険物の中には一定の条件を満たさなければ使えない物もあり、ほかの事故を起こすことで条件を満たし、さらなる死をもたらすことができる。闇雲に殺すのではなく、マップをよく観察してうまく誘導することでさらに多くの魂を刈り取ることが可能だ。
可愛らしいピクセルアートで描かれる死はコミカルだが、現実で起きれば笑えない事故ばかり。明らかに現実の人物をパロディ化したようなキャラクターが登場したり、死神も「あいつ気に入らないから殺そうぜ」と軽いノリで殺人を進めてくるような、ブラックジョーク溢れるゲームになっている。
『Death Coming』の配布は5月15日0時まで。なお、Epic Games Storeは、5月15日ごろからとあるゲームを無料配布する予定と発表しており、公式サイトではカウントダウンを開始している。
ライター/古嶋誉幸