THQ Nordicは、アクションRPG『Kingdoms Of Amalur: Re-Reckoning』を発表した。2012年にリリースされた『Kingdoms of Amalur: Reckoning』のリマスターとなる。発売日は正式発表されていないが、ゲームのページが突如オープンして話題となったMicrosoft Storeでは、8月18日発売となっている。
対応プラットフォームや、どういった点がアップグレードされているかもまだ不明だが、DLCは全て含まれることが明かされている。米アマゾンでは本作の豪華な限定版のページも存在するが、こちらもまだ発表されていない。
The rumours are true! Prepare for a Re-Reckoning, because Kingdoms of Amalur is coming back.
— Kingdoms of Amalur: Re-Reckoning (@ReckoningGame) June 4, 2020
Remastered with stunning visuals and refined gameplay, it's soon time to experience an epic RPG journey and all its DLCs like never before.#KingdomsOfAmalur #ReReckoning pic.twitter.com/MlpSCTrjPe
『Kingdoms of Amalur: Reckoning』は、38 StudiosとBig Huge Gamesが開発し2012年にEAからリリースされたアクションRPGだ。38 Studiosはレッドソックスなどで投手を務めたプロ野球選手カート・シリング氏が設立したという異色の経歴を持つが、本作のリリース後倒産している。コンソールでは日本語版もリリースされた。
『The Elder Scrolls IV: Oblivion』のゲームデザイナーであるケン・ロルストン氏が製作を指揮し、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界であるフォーゴトン・レムルを舞台にした小説『アイスウィンド・サーガ』や『ダークエルフ物語』の著者、R.A.サルバトーレ氏がゲームの世界設定や神話のデザインを担当し、『スポーン』の作者として知られるトッド・マクファーレン氏がゲームの美術を担当するなど、著名な作家を招いて製作が進められたことで有名だ。
ゲームは1万年以上続く歴史を持つアマラーを舞台に、この土地の住人全てが持つ「運命」から解放された主人公が世界の未来に関わる戦いに巻き込まれていく。『The Elder Scrolls IV: Oblivion』を思わせる広大な世界に無数にちりばめられた伝承やクエストを追いながら旅をしていく。カート・シリング氏は、本作を『The Elder Scrolls IV: Oblivion』と『God of War』を組み合わせたゲームだと語っている。
ゲームの権利は2018年にTHQ Nordicが取得しており、何らかの動きがあるのでは?と期待されていた『Kingdoms Of Amalur: Re-Reckoning』。うまくいけば8月にはプレイできるだろう。
ライター/古嶋誉幸