ゲームデベロッパーのEgutidzeは、おじいちゃんがロケットブースター付きの車椅子で激走するアクションゲーム『RUN! GRANDPA! RUN!』を、6月23日に発売することを発表した。プラットフォームはPC(Steam)。価格は未定。デベロッパーのツイートによると、すでに開発は完了し、あとは発売を待つだけだという。
『RUN! GRANDPA! RUN!』(走れ!おじいちゃん走れ!)は、タイトルの通りロケットブースター付きの車椅子でおじいちゃんがマップを疾駆するアクションゲームだ。道中には危険なトラップが設置されており、ぶつかったり落ちれば死んでしまう。さらに、抜け出した病院からは看護師が追いかけてくる。
トラップや看護師を避け、落下に注意しながらロケットをふかし、時には大きな段差を乗り越えるためジェットパックで空高く舞う。ほのぼのとしたグラフィックだが、火を噴きながら走る車椅子のおじいちゃんの姿はかなりシュールだ。
おじいちゃんがなぜ病院を抜け出したのか、なぜ改造車椅子を持っているのか、そしてどこに向かうのか。ゲームは疑問だらけだが、Steamのストアページはゲームシステム以外なにも教えてくれない。あるのはおじいちゃんの走る勇姿だけだ。
ロケットブースター付きの車椅子に乗ったおじいちゃんが走り回るというアイデア一点突破のゲームだが、ポップなグラフィックも相まってトレイラーを見るだけでも楽しい。おじいちゃんになって自由に走り回りたい願望を叶えたい方は、『RUN! GRANDPA! RUN!』をウィッシュリストに登録して6月23日の発売をまってほしい。
ライター/古嶋誉幸