集英社が配信する無料のウェブ漫画誌「少年ジャンプ+」にて、大@nani氏の『ゲーミングお嬢様』の連載がスタートすることが決定した。7月21日より配信予定。作画には吉緒もこもこ丸まさお氏を起用。装いも新たにお嬢様口調のゲーマー「eお嬢様」たちの戦いが描かれる。
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— 大@nani (@daiwithnani) June 30, 2020
ゲーミングお嬢様連載の連載が決まりましたわ。ありがとうございます。初代作リメイクといった趣ですわね。
ジャンプルーキー版はスト2レインボーのような形でお楽しみくださいませ。
もともと『ゲーミングお嬢様』は、集英社の漫画投稿サイト「ジャンプルーキー」に投稿されてきたマンガだ。日本屈指のお嬢様学校に通う「全一お嬢様」こと祥龍院隆子が、格闘ゲームを始めさまざまな対戦ゲームでほかのeお嬢様と戦う姿を描く。
登場人物同士の会話は、基本的には上品なお嬢様口調がベースになっているようだ。しかし、「お排泄物」、「タイピングエイプ」、現実の対戦ゲーマーたちの対戦中に吐いた名言、迷言を彷彿とさせる口汚い罵倒や煽りの一部が少し上品になったような台詞がマシンガンのように飛び出してくる。
登場人物同士のやりとりもおもしろいが、「煽るなら煽られる、ブーメランになるような煽りをする、気心の知れた仲でのみ煽る」のような、現実でも対戦ゲームをたしなむなら心に刻んでおきたい金言が飛び出すので気が抜けない。
格闘ゲーム以外にもMOBAやパチンコが題材となることもあり、パロディネタも『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から『金色のガッシュベル』まで、集英社の枠に捕らわれない作品ばかりが選ばれている。「少年ジャンプ+」で連載されるにあたり、こういったネタが一体どのような形で出てくるかにも注目だ。
「少年ジャンプ+」はスマートフォンやブラウザから無料で閲覧できる。『ゲーミングお嬢様』の新たな戦いは7月21日スタートだ。全国のeお嬢様はベガ立ちで待機ですわ。
ライター/古嶋誉幸