Bossa Studiosは、コメディ手術シミュレーションゲーム『Surgeon Simulator 2』を8月27日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Games Store)。通常版は2580円、シーズンパスやサウンドトラック、コスメティックアイテムが入ったデラックスエディションが4180円となる。
またどちらのエディションでも、ゲームの予約者は限定のベータテストに参加できる。8月7~9日の3日間、先行してゲームの内容を確かめられる。
『Surgeon Simulator 2』は、病院に訪れる患者を助ける外科医シミュレーションゲームだ。プレイヤーは医者としてメスやのこぎり、ハンマーを振りかざして患者を救うために努力する。ゲームの挙動は物理エンジンに縛り付けられている。手術に必要な動作は意図的に難しく現実を「シミュレート」しており、一筋縄ではいかないようになっている。
メスを体内に落として傷つけてしまったり、ハンマーを落として意図しない骨をたたき割ったりと困難がつきまとう。
また、ひとりプレイだった前作とは違い、本作は4人までのマルチプレイに対応している。シングルプレイの役割を分担するだけでなく、ひとりがメスを振るいもうひとりが輸血を行い、その間にほかのプレイヤーが必要な臓器を取りに行くなど、ひとりでは難しい手術に挑戦できる。
ただし、協力するからといって手術が簡単になる訳ではないし、さらなるカオスが待ち受けていることは間違いない。
本作にはさらに「Bossa Labs」と呼ばれる問題制作モードが追加される。開発チームもゲーム開発に実際に使っているツールで、直感的に利用できるという。このツールを使えば、4人までのプレイヤーがインターネットを通じて共同作業が可能だ。
4人プレイに対応し、プレイヤー自身の想像力でゲームの問題が制作できるようになった『Surgeon Simulator 2』。さらなるカオスな外科医院の開業は、8月27日だ。ゲームをいち早く体験したい方は、事前予約をして8月7日からの予約者限定ベータテストを待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸