ドローンやホバーボードが活躍する未来のゴルフ場を建設・運営したいと思ったことはあるだろうか。『GolfTopia』はビビッドなネオンが輝き、テレポーターやランチャーといった未来的クレイジー設備を持ったゴルフ場を運営する夢を叶えてくれるはずだ。ついでにタワーディフェンスゲームも楽しめる。
ゲームデベロッパーのMinMax Gamesは、『GolfTopia』を本日7月21日からSteamで発売する予定だ。価格は未発表となっている。開発中のゲームタイトルを販売する早期アクセス形式で、フルリリースまでは少なくとも6ヶ月を予定している。期間は開発状況によって変わってくるだろう。
『GolfTopia』は、タイトルの通りゴルフのユートピアを作り上げるゴルフ場経営シミュレーションゲームだ。未来のゴルフ場なので、予算の範囲内で地形は自由に変更できるし、ボールが入ればワープする装置やアーケードピンボールゲームのバンパーも設置できる。トレイラーを見ると、ゴルフというよりなんとなく『カービィボウル』のコースを作っているような印象を受ける。
素晴らしいゴルフ場を作るのも、来た人々を挽肉に変えるような過酷なコースにするのも自由自在だ。上記のトレイラーによれば、制作したコースは自分で遊ぶことができる。自分の楽しみのためだけにコースを作るのもいいだろう。
ゴルフ場に訪れるのは、それぞれの欲求や好みを持った200人のゴルファーたち。彼らはゴルフ場に足を運び、少しずつ自分のスキルを磨いていく。「トイレに行きたい」や「グリーンが広すぎる」といった彼らの欲求に答えていけば、よりよいゴルフ場ができるだろう。
満足させてあげればよりランクの高い会員となり、金払いも良くなっていく。あるいは、悪夢のようなゴルフの挑戦を課して彼らを狂気に駆り立てることもできるようだ。
ゴルフ場経営の敵は顧客だけではない。整備されたゴルフ場の敵といえば「雑草」だ。未来の雑草は今よりもさらに主として選別された強力な生物に進化しているようで、新天地を求めてゴルフ場に攻め入ってくる。浸食されると、設備があっという間にだめになってしまう。
経営者としてドローンの軍隊や防御ターレットを配備し、奴らの侵略を食い止めなければならない。このパートはどうやらタワーディフェンスゲームの要素を持つようだ。
早期アクセス開始時には、ゲームに上記の特徴が全て搭載されている。今後は開発を続け、ゴルファーのユニークなトーナメント戦や新しいゴルフ場の仕掛けを追加予定。もちろんバグやゲームプレイの改善も行っていく。
リアルさよりユーモアを優先したゴルフ場経営シミュレーション『GolfTopia』。本日7月21日より早期アクセスを開始予定だ。ゲームに興味がある方は、Steamのウィッシュリストに登録してリリースを待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸