8月13日から開催中のゲーム早解きイベント「RTA in Japan Online」にて、『英語が苦手な大人のDSトレーニングえいご漬け』(以下、えいご漬け)の書き取りマラソンRTAが披露された。
走者はHiST氏。競技種目の書き取りマラソンは、ゲームが読み上げた単語をできるだけ速く書き込むことでランナーが走る、まさにRTAといった趣きのあるものだ。
『英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け』のカテゴリー「書き取りマラソン」RTA
— RTA in Japan (@RTAinJapan) August 14, 2020
走者のHiSTさん(@hukujunn)お疲れさまでした。
クリアタイムは01:02と00:59でした。
えいご漬けトーナメントおまちしております!
配信はこちらから⇒https://t.co/iSbmGQ22Zj#RTAInJapan pic.twitter.com/mWZOekNbzA
氏の発言を借りて、3万人が固唾を飲んで見守る中、『えいご漬け』のスピードランが始まった。わずか5分以内に終わるということで、筆者もどんな裏技やバグ技が飛び出るのか見守ったが、実際には氏の英語力を活かした真っ向勝負。掛け値無しの英語力勝負のランだった。
「英語力を鍛えるためにゲームを買った」という氏のスピードは速く、わずか50秒ほどでゴール。さらにもう一度走るサービスもあった。
スピードラン記録集積載とSpeedrun.comやニコ生RTA Wikiにも記録が掲載されておらず、実際の世界記録は不明だ。氏が確認したもっとも速い記録は47秒40だという。氏の最高記録47秒70よりほんの少し速い。
わずか5分に満たない配信だったが、事前の話題性もあり一挙にTwitterトレンドにも躍り出た。HiST氏も競技人口の増加を望んでいるため、大きな宣伝となったといえるだろう。
ゲームはニンテンドーDS向けソフトだが、記録はゲーム内タイマーで記録される。記録をスマートフォンなどで写真に残すだけで参加できるので、録画環境もほとんど必要ない。英語や速記が得意という方は『えいご漬け』スピードランに挑戦してみてはいかがだろうか。
「RTA in Japan Online」は公式Twitchチャンネルにて8月16日夜まで配信予定だ。
ライター/古嶋誉幸