高い評価を受ける『Microsoft Flight Simulator』には、すでにたくさんのMODがリリースされている。設定ミスやAIのミスによって生成されたおかしなランドマークを修正したり、新しい飛行場を建設したり、あるいはゲームをよりリアルなものにするMODなどさまざまだ。
その中でも異彩を放つのが、サンフランシスコ湾にゴジラを追加するMODである。このModを報じた海外メディアRock Paper Shotgunは、ゲーム内でゴジラがどう見えるか試す動画を撮影している。
ゴジラは建物の扱いのようで、残念ながら動いたり街を破壊したりはしないようだ。また、近づくと腕などに分割しているあとが見えるので、巨大なゴジラのフィギュアといった雰囲気もある。
しかし、夕日を背に少し離れた所から見ると、まるで本当にゴジラが上陸しようとしているようだ。MODのページには美しいスクリーンショットが多数掲載されている。
制作者によると、元々はやはり東京にゴジラを置きたかったようだが、東京はゲーム内でフォトグラメトリーの3Dモデル化がされていなかったという。また、もし皆が気に入るなら、エンパイアステートビルかブルジュ・ハリファにキングコングを追加するMODを作ろうかなとのコメントも書かれている。
NexusModsのフォーラムでは「キングコングもほしい!」といった書き込みや、「クトゥルフがほしい!」という書き込みもある。世界を脅かすモンスターはゴジラだけではない。こういったMODが有名になれば、世界中で怪獣大決戦が巻き起こるかもしれない。
ライター/古嶋誉幸