WayForward Technologies(以下、ウェイフォワード)は、2021年にアニメ『RWBY』のゲーム版をリリースすることを発表した。パブリッシャーはアークシステムワークスとウェイフォルワードが担当する(発表リンク)。
最終的なタイトルはまだ未定で、複数のプラットフォームでリリース予定だという。ゲームのジャンルも「インタラクティブアドベンチャー」とされているだけで、詳しい内容は未発表である。
ストーリーは、『RWBY』のアニメを手がけたルースター・ティースから、本作の脚本家であるケリー・ショウクロス氏、マイルズ・ルナ氏、そしてエディー・リヴァス氏ら3人が参加する。
『RWBY』は2013年からボリューム7までの7シーズンが公開されてきた3Dアニメーション。科学と魔法が同居する世界を舞台に、童話をモチーフにしたキャラクター達が個性的な武器を手に、人類にと敵対する「グリム」と戦うアクションジャンルの作品となっている。
主人公ルビー・ローズの持つ狙撃銃と大鎌に変形する武器「クレセント・ローズ」を筆頭に外連味あふれる武器とアクション、可愛らしいキャラクターなどが日本でも受け入れられた。
ゲームとの親和性も高い設定のためか、これまでにPCゲーム『RWBY: Grimm Eclipse』やスマートフォン向けゲーム『RWBY: Amity Arena』がリリースされている。また新作ゲームのパブリッシャーであるアークシステムワークスの格闘ゲーム『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』には、『RWBY』のキャラクターが多数参戦している。
※2013年に公開されたアニメ『RWBY』のチャプター1映像。
『シャンティ』シリーズや『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』など、評価の高いアクションゲームを製作するウェイフォワードは、はたしてどのような『RWBY』ゲームを作るのだろうか。今後の続報に注目したい。
ライター/古嶋誉幸