東京ゲームショウ 2020 オンラインで放送されたマイクロソフトのイベント「Xbox Tokyo Game Show Showcase 2020」にて、マイクロソフトのゲーミングエグゼクティブバイスプレジデントであるフィル・スペンサー氏が、2021年上半期に日本でクラウドゲーミングサービスを開始することを発表した。
2020年9月15日に世界のいくつかの国で「Xbox Game Pass Ultimate」加入者向けにテストとしてサービスが始まった「xCloud」が、来年日本でもこのサービスが利用できるようになる。
xCloudはマイクロソフトが提供するクラウドゲーミングサービスだ。クラウドゲーミングサービスとは、動画配信技術を応用してゲームを遊ぶサービス。ゲームの処理のほとんどはサーバー側で行うため、プレイヤーはスマートフォンやタブレットでも最新のゲームが楽しめるのが特徴だ。
マイクロソフトはxCloudをXbox Game Pass Ultimate加入者に向けて追加料金不要で提供する。現時点で『Halo』シリーズ、『Grounded』、『Forza Horizon 4』などのXbox Game Studiosタイトルや、『Destiny 2』、『NieR:Automata』などのサードパーティ製ゲームが総勢150本以上が遊び放題だ。詳しいリストは公式サイトを確認して欲しい。
Xbox Game Pass Ultimateは月額1100円。日本でxCloudがサービスインすれば、1100円払えばxCloudに加えてXbox Live Goldのすべての特典、100本以上のPC、Xboxコンソールのゲームが遊び放題になり、2020年後半にはEAのゲームが遊び放題になる「EA Play」も追加料金無しで追加される。
xCloudがついに日本にもやってくる。2021年とのみ表現されているので、来年のどのタイミングで追加されるかは不明だ。マイクロソフトの続報に期待したい。
ライター/古嶋誉幸