いま読まれている記事

「クーロンズゲート」の続編『クーロンズリゾーム』が開発の進捗を報告。いよいよプロジェクトが本格的に始動か

article-thumbnail-201013p

 『クーロンズゲート』の続編プロジェクト『クーロンズリゾーム』の公式Twitterアカウントは、「クーロン2プロジェクト、始めます!」と、今年5月以来となるひさびさのツイートを投下した。

 またあわせて九龍城のアセットを購入したと開発の進捗を報告。そのアセットを使った動画のなかで、「『クーロンズリゾーム』への序章」との気になる字幕ともとに、開発クレジットの情報を公開している。

「クーロンズゲート」の続編『クーロンズリゾーム』が開発の進捗を報告。いよいよプロジェクトが本格的に始動か_001
(画像は「クーロン2」プロジェクト、胎動!さん (@kgproject4) / Twitterより)

 本作『クーロンズリゾーム』は、昨年11月10日に同アカウント上で電撃的に発表された『クーロンズ・ゲート』の続編。「完全新作シナリオ×新ヒロイン登場」と銘打たれており、最新技術を惜しみなく投入してリアルタイムレンダリングで「光明路」を描く「路地裏オープンワールド」になると伝えられていた。世界設定は2025年の近未来が舞台のようだ。

 この公式アカウントは約1年前から運営が始まっていたものの更新数が少なく、今回の告知を含めてこれまでのつぶやきはわずか8ツイートのみ。とても『クーロンズゲート』らしい、ほとんど謎に包まれたアカウントだったが、今回の動画ではイメージ映像とともに新たなメッセージや開発クレジットが示された。

 そのクレジットでは、『クーロンズ・ゲート』の生みの親である木村央志氏の名前のほか、オリジナルで音楽を担当している蓜島邦明氏の名前が確認できる。また気になるのは、「『クーロンズリゾーム』への序章」という言葉が映像中に出ていることだ。これが現時点では何を意味しているのかは不明。

「クーロンズゲート」の続編『クーロンズリゾーム』が開発の進捗を報告。いよいよプロジェクトが本格的に始動か_002
(画像は「クーロン2」プロジェクト、胎動!さん (@kgproject4) / Twitterより)
「クーロンズゲート」の続編『クーロンズリゾーム』が開発の進捗を報告。いよいよプロジェクトが本格的に始動か_003
(画像は「クーロン2」プロジェクト、胎動!さん (@kgproject4) / Twitterより)
「クーロンズゲート」の続編『クーロンズリゾーム』が開発の進捗を報告。いよいよプロジェクトが本格的に始動か_004
(画像は「クーロン2」プロジェクト、胎動!さん (@kgproject4) / Twitterより)

 前作『クーロンズゲート』は1997年にプレイステーション向けに発売されたアドベンチャーゲーム。香港を舞台に風水や古代中国の神話、さらにサイバーパンク的な要素をミックスさせた妖気漂う独自の雰囲気を確立。ほかのゲームとは一線を画する禍々しい世界観は、カルト的な人気を博している。

 2016年に『クーロンズゲートVR suzaku』が発表がされファンを驚かせた。この『クーロンズゲートVR suzaku』はクラウドファンディングで開発資金を募ったのちに、PS VRなどで2017年に発売済みだ。

 続編『クーロンズリゾーム』にもファンからは熱い視線が向けられている。まだまだ謎多きタイトルとなっているが、その一端がついに見えてきたようだ。続報に期待したい。

ライター/福山幸司

ライター
「クーロンズゲート」の続編『クーロンズリゾーム』が開発の進捗を報告。いよいよプロジェクトが本格的に始動か_005
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ