ビデオゲームのさまざまな「あるあるネタ」を実写映像としてパロディする集団「Viva La Dirt League」が、今度は『ダークソウル』のあるあるネタ実写シリーズを始動した。
執筆時点では「初心者編」と「おかしなNPC編」の2本が公開中で、今後も数本がアップロードされる見込みだ。
最初の「初心者編」では、自信満々な新人プレイヤーが適当にチュートリアルを読み飛ばしたうえで「お前が最初の犠牲者だ!」と敵へ斬りかかり、ボコボコに返り討ちにされるシーンが映しだされている。新人は攻撃をするとスタミナが減ることも知らず、盾を振る理由も分かっていない。
その後しっかりとチュートリアルを読み、最初の戦闘には勝利したものの、今度は後ろからグサリ。あまたの死を積み上げていく『ダークソウル』の最初の一歩を踏み出したという、初心者あるあるとなっている。
「おかしなNPC編」はNPCとの会話に注目したあるあるだ。一切口を動かさずに喋るNPCの話を聞く主人公の困惑ぶりが楽しい。「城下不死教区と病み村で鐘を鳴らせ」とヒントを教えてもらっているのだが、初めて訪れた主人公はまったく意味が理解できていない。しかも「何かが起きる!」と意味深なのか大雑把なのかよく分からない言葉も添えられている。
その後もなぜか主人公のことを主人公以上に知っている口ぶりで「それこそがお前がここに来た理由だろう?」とまくしたて、NPCは不気味な笑い声を残す。主人公は「RPGらしくクエストや目標をくれ!」と主張しても一切聞き入れてもらえず、罵られながらその場を去ることになる。
「FPSあるあるネタ」(参考記事)で戦争ゲームを面白おかしく風刺したViva La Dirt Leagueの『ダークソウル』動画は、ゲームをプレイした方なら「あるある」と思わず膝を叩いてしまうようなネタ満載だ。
今後も不定期に新しい動画が公開されるはずなので、興味がある方はViva La Dirt LeagueのYouTubeチャンネルをフォローして、新作の公開を待ってみて欲しい。
ライター/古嶋誉幸