小学館が運営する総合エンタメサイト「コロコロオンライン」は、2020年10月に連載30周年を迎えた沢田ユキオ氏のギャグマンガ『スーパーマリオくん』を記念し、マンガを象徴するツッコミ「すなーっ!」が何度出てくるのかを調査した。
「【スーパーマリオくん連載30周年企画】まんが内に登場したツッコミ「すなーっ!!」がどれだけあるのか調べてみた!」と銘打ち、各巻ごとにマンガのコマも添えて発表している(公式リンク)。
『スーパーマリオくん』は1990年11月に連載がスタートし、前述のとおり2020年10月にめでたく連載30周年を迎えた。コロコロコミックでは連載最年長マンガとなっており、2020年には「第65回小学館漫画賞 審査委員特別賞」を受賞している。
作品ではマリオが主役のギャグマンガという内容を踏襲しつつ「スーパーマリオ64編」や「スーパーマリオ オデッセイ編」など、その時々の『スーパーマリオ』作品にあわせて新しい物語が展開されている。
最新56巻では、「ルイージマンション3編」と「ヨッシークラフトワールド編」を収録。連載30年を迎えていまなお勢いは衰えない。
今年4月にはついに『スーパーマリオくん 傑作選』の英語翻訳版がリリースされることも決定した(参考記事)。コンセプトは「泣けるマリオくん」とし、700本近い作品から9本を沢田氏自ら選出したまさに傑作選だ。
ちなみに、英語で「すなーっ!」は「Don’t do it~~!!」か、「Don’t do i~~~t!!」なのだという。
「まんが内に登場したツッコミ「すなーっ!!」がどれだけあるのか調べてみた!」の後編(公式リンク)の沢田氏へのインタビューでは、ほかにも「すなーっ!」がどうやって生まれたかや、吉本新喜劇からの影響、一時期マンガから「すなーっ!」が消えたことについても触れられているので、こちらもあわせて読んでみてほしい。
ライター/古嶋誉幸