一般社団法人RTA in Japanは11月15日(日)、国内最大級のリアルタイムアタック(RTA)イベント「RTA in Japan 2020」のゲームスケジュールを公開した。開催期間は12月27日(日)正午ごろから12月31日(木)の19時ごろまで。
本イベントは例年、夏季にオンライン、冬季にオフラインで実施されている。しかし、今年の冬季イベントは、新型コロナウイルス感染症への懸念からオンラインでの開催に切り替わった。
RTAは「Real Time Attack」の略で、海外では「Speedrun(スピードラン)」とも呼ばれる。さまざまなルールが制定されたカテゴリのもと、指定された区間を“実時間”でいかに早くクリアするかを競う遊び方である。国内外で大小さまざまなイベントが開かれており、日本の「RTA in Japan」は世界でもっとも有名な「Games Done Quick」に次ぐ規模となっている。
今回公開されたスケジュール表によれば、今年は約5日間で79タイトルのRTAが披露される予定だ。初日には2020年末でサポートを終了する“Flashゲームゾーン”として『テンミリオン』、『四字熟語Flash』、『人生オワタの大冒険2』の3本が出走タイトルに選ばれている。
また、3日目の夕方からは、変わり種が揃う“ユニークゲームゾーン(Awesome Zone)”も登場。『突然!マッチョマン』などの作品が選ばれている。異色な作品としては、専用コントローラーを使用して遊ぶ『剣神ドラゴンクエスト』や『鉄騎』、ユーティリティー寄りの『マリオアーティスト ポリゴンスタジオ』と『KORG Gadget for Nintendo Switch』もどのようなプレイが披露されるのかが気になるところだ。
このほか、糸井重里氏がTwitterで反応をみせた『MOTHER2』のレースや、屈指の高難度ゲーム『Jump King』など、さまざまな界隈で話題となった作品も登場する。
なんだか すごそうです。 https://t.co/lJb4JhnfTM
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) November 4, 2020
イベントの開催に先駆けて、ゲーム系アパレルブランド「無敵時間」のECサイトでは、11月21日(土)正午ごろから「RTA in Japan 2020」の公式グッズおよびコラボ・チャリティーグッズが販売される。別途、後日実施される受注販売用の特別デザインも準備されているようなので、イベントとあわせてチェックしてみてほしい。
なお、イベントを通して得られた収益は、税金などを除く全額が新型コロナウィルスの対策を講じる組織に寄付される予定だ。
【NEWS】
— 無敵時間 (@mutekijikan) November 15, 2020
11月21日(土)正午頃から、『RTA in Japan 2020』公式/コラボ・チャリティグッズを販売いたします。
なるべく多くの方にお届けできるよう準備いたしますので、よろしくお願いします。
「受注販売用バリエーション」は、後日の受注販売時に追加するラインナップとなります。
#RTAinJapan pic.twitter.com/7QHakppJFh
ライター/ヨシムネ