SNKは公式Twitterアカウントにて、同社の新たなゲーム機が2021年に登場することを明らかにした。
現時点で詳細は一切不明ながら、投稿された画像には「NEOGEO」のロゴ表記があるほか、「Who is the Best Player?」(最高のプレイヤーは誰だ?)というメッセージが記載。「Who」の“W”の文字には、飛んでいる電波のようなマークも付いている。
2021年、SNKから新たなゲーム機が登場します!
— SNK JAPAN (@SNKPofficial_jp) December 15, 2020
ゲームファンの熱意とコンソールゲームへのニーズに応える新製品にご期待ください!#SNK pic.twitter.com/DDdQZbs0Bk
SNKは1978年に日本で設立されたゲームメーカーで、『メタルスラッグ』などのアーケードゲーム、『餓狼伝説』や『ザ・キング・オブ・ファイターズ』などの格闘ゲームで1980年代から1990年代に活躍したことで知られる。
1990年から業務用でスタートし翌年に一般家庭向けにも展開された「NEOGEO」は、家庭用ゲーム機でアーケード向けのゲームを遊べたことにより、当時のゲーマーから注目を集めた。
その時代から長らく新たなプラットフォームとしての家庭用ゲーム機には参入してこなかったSNKだが、近年ではハードウェア系にも力を入れており、2018年7月には復刻機「NEOGEO mini」を発売。また2019年には「NEOGEO mini」の後継機ではない謎の「NEOGEO 2」と「NEOGEO 3」を企画していることが報じられていた(参考記事)。
なおSNKにおいては、11月末にサウジアラビアの慈善団体「ミスク財団」が同社の株式33.3パーセントを取得したことを公表している。2021年1月7日(木)には、最新作『THE KING OF FIGHTERS XV』の最新トレイラーも公開する予定で、SNKは新たな動きに向けて突き進んでいるようだ。
文/ishigenn