Epic Games Storeにて、タクティカル・ローグライトゲーム『Crying Suns』の無料配布が開始された。本作は日本語に対応しており、1月15日(金)午前1時まで配布中。同ストアのユーザーは誰でも無料でアカウントに登録可能だ。
『Crying Suns』は宇宙船の指揮官として転覆した謎の帝国を冒険するタクティカル・ローグライト。開発陣は『FTL: Faster Than Light』に影響を受けたことを公言しており、そこにSF小説のクラシックである『ファウンデーション』シリーズや『デューン/砂の惑星』から影響を受けた壮大なストーリーを組み合わせている。全6章、300を超えるストーリーイベントからゲームの物語が語られる、ストーリー重視の作品だ。
本編に登場する人類は、AIの力で700年以上にわたり宇宙で繁栄し続けてきたが、突如としてそのAIが機能停止し生きる術を失ってしまう。宇宙は無秩序と暴力に支配されることになるが、どこかにあるという惑星ゲヘナには帝国の技術の粋を集めた施設があるという。
プレイヤーは帝国史上最高の提督として名高いエリス・アイダホのクローンとして、惑星ゲヘナで目覚める。人類の危機を救うため、ゲヘナを出発してこの大崩壊の謎を追うことになる。しかし、エリスは多くの記憶を失っており、アドバイザーであるAIカリバンも何か秘密を抱えているようだ。
ゲームプレイはいくつかの面で『FTL』と似ており、とくに探索面は強い影響を受けている。プレイヤーはさまざまな惑星に訪れながら、無数のランダムイベントをこなしていく。後ろからは追っ手が迫っており、燃料も有限のためのんびりと探索はできない。一方で戦闘はオリジナルの半リアルタイム制を採用。提督としてファイターやフリゲート艦などさまざまな艦が所属する艦隊を率い、大規模な戦闘が楽しめる。
『Crying Suns』の無料配布は1月15日(金)午前1時まで。次回の無料配布は『STAR WARS バトルフロント II: Celebration エディション』となっている。
ライター/古嶋誉幸