都市運営シミュレーションゲーム『Farthest Frontier』正式発表。輪作しなければ連作障害の起きる本格的な農業や、ペスト・コレラ・壊血病・破傷風など12種以上の疫病が特徴

 ハクスラRPG『Grim Dawn』を開発するCrate Entertainmentは、都市運営シミュレーションゲーム『Farthest Frontier』を正式に発表した。公式フォーラムによると2021年後半リリース予定。PC(Steam)に対応予定となっている。日本語には未対応。

 『Farthest Frontier』は危険な荒野に人の住処を切り拓く都市運営シミュレーションゲーム。本作の大きな特徴は、「これまででもっとも詳細」とされた農業システムだ。土壌の肥沃度を維持するため、輪作を行うことが基本となる。現実でも問題となる「連作障害」を回避するための行為だ。熱や霜による農作物の損傷を防ぎ、農作物の病気の蔓延を止めなければならない。

 しかし、見える場所すべてを開墾してしまえば別の問題も発生する。特に農業に必要な地下水は樹木被覆率が重要となる。不必要に山林を開墾すれば樹木被覆率が下がり、最終的には水源が枯渇してしまう。天然の薬用植物や飼料用植物などの重要な天然資源を確保するためにも、バランス良く開墾する必要がある。

 荒野での生活には食料以外にも危険が伴う。特に疫病が都市の崩壊につながることは、近年強く感じている方も多いのではないだろうか。本作ではきれいな水がなければ赤痢やコレラが蔓延し、ベリーや野菜からビタミンCが摂れなければ壊血病が発生する。適切な衣服を着ていなければ狂犬病や破傷風が、ネズミを放置したままではペストが都市を襲う。

 ここまでさまざまな病気の危険が待ち受ける都市運営シミュレーションは寡聞にして知らない。ストアページには「12種類以上のエキサイティングな疫病・疾病が登場します!」とありがたいのかありがたくないのかよく分からない宣伝文句も添えられている。

(画像はSteam『Farthest Frontier』より)
(画像はSteam『Farthest Frontier』より)

 周囲の環境を理解し、どの資源が豊富かを学ぶことも重要だ。豊富な資源から交易品を作り、ほかの都市との取引で足りない資源を手に入れることで、都市はさらに発展するだろう。しかし、都市を略奪しようと狙うならず者には注意しなければならない。兵士をリクルートして町を守るのも重要な仕事だ。

 早期アクセスではストアページで説明されているこれらの機能がすべて搭載されており、期間は4ヶ月から8ヶ月を予定するという。荒野の入植者から始めて、町の建設と侵入者の侵入に対する防御の4つの層を進める10時間ほどのコンテンツが楽しめる。この状態でプレイヤーからのフィードバックで難度やバランスの調整を行う。コンテンツの追加よりゲームのブラッシュアップが目的のようだ。

(画像はSteam『Farthest Frontier』より)
(画像はSteam『Farthest Frontier』より)

 疫病や本格的な農業システムを搭載した『Farthest Frontier』は2021年後半リリース予定。興味がある方はウィッシュリストに登録して、ゲームの続報を待って欲しい。

ライター/古嶋 誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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