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もしも『Bloodborne』が初代PlayStationでリリースされていたら。ファンがPS1風グラフィックでゲームをディメイク中

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 もしも『Bloodborne』が初代PlayStationでリリースされていたら?そんな考えの元でゲームをファンがディメイク中だ【※】。海外メディアPCGamesNなどが報じている

※ディメイクとはあえて古い見た目でゲームを再現すること。PlayStation 4でリリースされた『Bloodborne』を初代PlayStation風グラフィックで再現する本作もこれに当たる。

 開発しているのはインディーJRPG『Witch』の開発でリードプログラマーを務めるLilymeisterことリリス・ワルサー氏。氏のTwitterアカウントにて、無数の開発動画を視聴できる。

 『Bloodborne』は2015年にPlayStation 4で発売されたアクションRPG。『Dark Souls』シリーズの流れを受け継ぐフロム・ソフトウェアの高難度ゲームだ。『Dark Souls』シリーズと違い、片手に近接武器、もう一方に獣狩りの銃を装備するのが基本装備。多くの場合敵の攻撃をガードするのではなく、ステップでかわしたりタイミング良く弾丸を撃ち込んでひるませることが必要になる。

 『Bloodborne』ディメイクはUnreal Engineで開発されている。すでに原作で最初に出会うモンスター「ウォーウルフ」との戦闘が実装されており、敵を銃でひるませることで発動する強力な内臓攻撃も搭載。ゲームに必要不可欠な「You Died」も表示されるようになった。

 セーブやキャラクターボイスを変更するカスタマイズ機能も実装され、少しずつ『Bloodborne』に近づいている。

 本作はおそらく実際にPlayStation実機で動くことはないが、角張った3Dモデルや初代『サイレントヒル』を彷彿とさせる霧による描画距離の制限など、PlayStationを知る人には懐かしく見える技術が多数使用されている。今後も氏のTwitterアカウントにて進捗状況が共有されていくはずだ。

 もし、『Bloodborne』をプレイしたことがないという方は、氏がゲーム本編でウォーウルフと戦うシーンをTwitterで共有している。この動画と上記のディメイク動画を比べれば、どのように変化しているかわかりやすいだろう。

 『Bloodborne』をディメイクしようとする動きはワルサー氏のプロジェクトだけではない。ゲームの序盤を『ゼルダの伝説』風の2Dアクションに作り替えた『Yarntown』や、ゲームボーイの横スクロールアクション風に作り替えたコンセプトアートなど、ゲームやアートとして広く親しまれている。

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(画像はワルサー氏のTwitterアカウントより)

 ワルサー氏の『Bloodborne』ディメイクがいつリリースされるかは不明だ。開発状況が気になる方は、氏のTwitterアカウントをフォローして続報を待ってほしい。

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。

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